犬にまつわる交通事故
犬にまつわる交通事故
犬とお散歩中に犬が何かに驚いて遁走し追いかけた飼い主が交通事故に合う。また放された犬が道路を歩いていて、運転者が犬を避けるために交通事故を起こした。
このような悲劇はあちこちで聞きます。
昔は、おそらく犬が交通事故に合っても、また犬が原因で交通事故が起きてもニュースにもならなかったと思います。
車社会の現代ですからどこにでも交通事故はあるのですが、多少なりとも犬が原因での交通事故だけは少なくなって欲しいですよね。北海道で犬にまつわる交通事故の例が取り上げられていました。(2007/8/13)(LIVING WITH DOGS)
犬散歩中の交通事故注意!道内5年で10人が死亡
道内で過去5年間に、犬を散歩中の歩行者が犠牲になる死亡交通事故が十件に上ることが道警の調べで分かった。函館市で六日、女性(65)が道路に飛び出した飼い犬を捕まえようとしてダンプカーにはねられ死亡した事故を含め、犠牲者の多くは高齢者で、道警は歩行者に犬の管理の徹底を呼びかけるとともに、ドライバーにも注意を促している。
6日の函館の事故では、女性はリードが外れた犬を追いかけて国道に出たところ、信号待ちで停止した後、青信号で発進したダンプカーにはねられ死亡した。
道警によると、道内で過去5年間に犬を散歩中の歩行者の死亡事故は10件。2002年には5件に上り、昨年も1件起きている。亡くなった歩行者10人は40−88歳で、このうちの8人が65歳以上の高齢者だった。
事故の発生時間は夕方4件、朝が3件と、犬を散歩させる人が多い朝夕に目立つ。道警は「朝はドライバーの油断から注意力が落ちがちで、夕方は日没時に歩行者が見にくいため、事故が起きやすい」と分析。犬を散歩させる人に、犬の様子と周辺の車に注意するよう訴えている。
また、車内に犬を乗せて脇見運転して事故を起こすケースも目立つため、ドライバーには、犬を車内に乗せる場合、ケージに入れるよう呼びかけている。 (2007/8/12)(北海道新聞記事より)