毎日の散歩で各自が出来ること
毎日の散歩で各自が出来ること
犬と暮らす人は必ず散歩に行きますが、小学校の近くならば、子供達の登下校を見守ったり、犬の糞を拾ったり、道路に落ちているゴミを拾ったりと、地域に貢献する飼い主さんが増えてきています。
そんな地域貢献の中で、ゴミ拾いをする犬が紹介されました。
犬の社会的な地位を上げるためにも、「愛犬と共にできる、地域の為になること」をしたいものですね。(2007/8/16)(LIVING WITH DOGS)
鴨川河川敷、犬がお掃除大活躍 2歳半のビーグル
京都市北区の男性の飼い犬が、近くの鴨川の河原を散歩しながら、川に落ちているごみを拾い、ボランティアで清掃活動する近所の人たちの間で話題になっている。人が下りられない土手の下まで行って、水際のごみをくわえて戻るなど、大活躍している。
オスのビーグル犬で、名前はポチ。Fさん(46)が生まれて3カ月目から飼い、現在2歳半になる。毎朝近くの鴨川を歩いており、散歩がてらにごみを拾う住民から冗談で「ごみを取ってきて」と言われたのがきっかけになった。
Fさんが、リードの引き具合を工夫するなどし、半年ほど前から本格的に拾うようになった。ごみの方を指さし、「タッチ」と言って取ってこさせる。目の前まで持ってきたら、餌をあげて褒める。ペットボトルやコンビニの袋など、ポチがくわえられる重さの物を拾わせている。
散歩をする早朝には、前夜のごみが多く残り、夏場は特に花火のごみが散乱している。4年前に引っ越してきて以来、毎朝ごみを拾いながら散歩している女性は「1回の散歩で、ごみ袋が満杯になることもある。土手の下などは取りに行けないけど、『賢い子』がいるからね」と持参した餌をポチに与えていた。
Fさんは「雨の日も毎日掃除する人たちに頭が下がる思い。ポチと一緒に気付いた時にはごみを拾うようにしています」と話している。 (2007/8/16)(京都新聞記事より)