海外旅行中の愛犬預かり
海外旅行中の愛犬預かり
わが家は先代のトレーシーが幼い頃は、海外旅行に行くときは、その間、友人夫婦にわが家に移住してもらってお世話をお願いしたりしました。
トレーシーが老齢期になり、友人夫婦も仕事の都合で移住してもらえなくなり、10才以降は海外旅行は夫婦一緒には行かないことで対応していました。
現在はというと、2頭のゴールデン、マリヤとカレンを家族に迎え、年老いた猫ミソちゃんも健在です。
今夏は、所用で1週間ほどアメリカに夫婦で旅行しました。その間、思い切って、ペットホテルに3頭を預けてみました。
マリヤとカレンは姉妹ですから、二人が一緒に同じ室内の犬舎の中で過ごしていたようです。そして併設されているドッグランにも出してもらい、お散歩もしてくれていたようです。姉妹が一緒だと不安もあまり感じないで済むのでしょうか。
猫のミソちゃんも同じペッホテルです。
ミソちゃんは、耳が遠くなり、声がとても大きいのですが、そんなミソちゃんもどうにか大きな2階建てのクレートにおさまって元気にしていたようです。
今や日本のペットビジネスは、お留守番サービスが大盛況のようです。
(2007/8/17)(LIVING WITH DOGS)
留守中ペット、どうします? 安心サービス充実
少子高齢化や単身世帯増加に伴い、“家族の一員”として存在感を増すペット。旅行などで留守中に世話ができない飼い主に「安心」を提供するサービスが花盛りだ。外出先から携帯電話で愛犬の様子を確認できるカメラや、旅行中に自宅の警備とペットの世話を同時に請け負ってくれるサービスも登場し、人気を集めている。
「外出先からでも、携帯電話の画面でペットの様子を見ることができます」
NTT東日本と西日本の光ファイバー通信回線サービスを活用した家庭用監視カメラ「ひかりホームカメラHC−1000」(2万9400円)。NTT東日本広報室の石井義之さんは、新サービスのメリットをそう説明する。
操作は簡単。NTTドコモの第三世代携帯電話FOMAやテレビ電話端末「フレッツフォン」を使えば、自宅の電話番号を押すだけで接続できる。
携帯電話のボタンを使って、室内に設置したカメラを遠隔操作する。レンズの向きを水平方向に300度、垂直方向に120度の範囲で動かせるので、動き回るペットの様子も簡単に確認できる仕組みだ。カメラにはマイクやスピーカーが内蔵されており、「鳴き声を聞いたり、話しかけたりすることも可能」(NTT東日本)。先月の発売で、仕事中にペットの様子を確認したい飼い主などに好評という。
長期間家を空ける場合は、ペットシッターなどに世話を頼む必要がある。
JTBとセントラル警備保障が提供する留守宅の警備サービス「留守番多助(たすけ)」は、オプションでペットの世話をする。専門のスタッフが家に出向き、餌やりや掃除、散歩などをこなす。小型犬なら1回1時間を目安に料金は5000円程度。旅行が長期にわたる場合、首都圏限定でスタッフの自宅や動物病院であずかる「期間限定の里親制度」もある。
一定期間ペットを預かるペットホテルも、決まった時間に運動させるなどして、ペットにストレスを与えないよう配慮するところが増えてきた。
関西空港内で70部屋以上を備える「プロムナード」は、出発の直前までペットと一緒に過ごせるのが利点。事前に予約すれば、専用の携帯テレビ電話で海外(一部地域)からペットの様子を確認できる。
東京・羽田空港に近い「ペットランドTenTen」は、都内最大規模を誇る約230平方メートルの室内ドッグランで、1日2回、預かったペットを自由に遊ばせている。3畳分のスペースにソファ付きというファーストクラスを始め大小3種類の部屋を用意。体重5キロ未満の小型犬なら1泊2日で5500円から預かる。飛行機の発着に合わせ、午前5時から深夜零時まで受け付ける。
一口にペットホテルといっても、預かる環境やサービス内容はさまざま。契約内容を確かめて、じっくり吟味することが必要だ。TenTenを運営するエービーシー(東京)の杉浦順子社長は「いつもと違う環境なのでペットもストレスがたまる。かかりつけの動物病院名や持病を事前に教えてもらえれば、もしもの場合にスムーズに対応できる」とアドバイスする。
■犬登録数は過去最高
厚生労働省によると、平成17年度の国内の犬の登録頭数は過去最高の約648万頭で、平成元年の1.7倍に達した。矢野経済研究所(東京)の調査では、ペット関連市場は14年度以降毎年2%前後の成長を続け、17年度は前年度比2.1%増の1兆388億円。「ペットをパートナーとして共生することを求める飼い主が増加していることが周辺産業成長の原動力」(同研究所)という。(2008/8/17)(産経新聞記事より)