災害時のペット対応
災害時のペット対応
日本はいつどこで地震が起きるか判りません。特にペットと暮らす人達が災害にあって避難する場合、ペット連れの被災者は、遠慮が先に立ち、広い体育館の避難所には行かないケースが多いようです。また大型犬の場合は、特に外に係留する方法しかないでしょう。
わが家は家の中で一緒に暮らす大型犬でおまけに多頭飼育です。公共の避難所には行かず、テント張りで過ごすことでしょう。当然のことですが、愛犬たちを守れるのは私達夫婦だと思います。
災害時のペット対応は各地方自治体ごとに異なります。対応策を準備している地域はまだまだ多いとは言えません。そんな状況下で、日本獣医師会が各地域の獣医師会と行政が災害時の体制の参考となる指針を作ったそうです。すこし進歩しましたね。(2007/8/26)(LIVING WITH DOGS)
災害時のペット対応指針 日本獣医師会が策定
地震などの災害時に、ペットをどう救護するか体制が整っていない自治体が多いため、日本獣医師会は今後の体制づくりに参考となる指針を策定、24日公表した。「事前に地域の獣医師会と行政が協定を締結する」「救護や飼育に必要な施設の設置場所を想定する」などの内容。
2005年の改正動物愛護管理法は、都道府県に対し、災害時の動物対策に取り組むことを義務付けた。静岡県や三重県などで、飼い主に配るマニュアルや緊急保護施設のリストアップなどが進められているが、多くの自治体は未整備のままだ。
日本獣医師会によると、近年犬や猫などを「家族の一員」と考える人が増える一方で、避難先ではペットと暮らせないことが多いという。04年の新潟県中越地震では、飼い犬と車中で生活を続けた女性が、エコノミークラス症候群で亡くなった。(2007/8/24)(共同通信記事より)