各自治体の動物愛護格差の悩み

各自治体の動物愛護格差の悩み

各県の動物愛護の進歩度を測るには、まずは殺処分数の比較です。ワーストランキングにあげられた県、自治体は、地元の愛護団体も苦慮しどうにか殺処分数を減らそうと努力しています。
地元の愛護団体や保健所がいかに声をあげようとも、避妊去勢もせず生まれてしまった不要犬を簡単に持ち込むような人の耳には届きません。どうしたら良いのでしょうか。

田舎ではいまだに、「ちょっと目を放したら生まれた、なので川に流す」なんてことが日常茶飯事に起きているのです。
子供達に、犬や猫は人の大切な友達と語っても、この子達が家に戻ったら、じいちゃんばあちゃんが産まれた犬や猫は川に流すのが当たり前と言っていたら、どうでしょうか?
皆さんの地元にもたくさん、このような話はあると思います。

動物愛護運動の地域格差は、このような問題が根にあるのかも知れません。
これまでの慣習として、増えたら捨てる、命の意味も考えずに捨てていた人達。動物愛護運動は、このような人達をどれだけ減らせるかなのかも知れませんね。(2007/9/21)(LIVING WITH DOGS)


ペットの犬、猫悲し 5000匹保健所引き受け

少子高齢化でペットを家族同然のコンパニオンアニマル(伴侶動物)として心の癒やしとする傾向が強まる一方で、飼い主の都合で県内の保健所が引き受けた犬猫の数が昨年度4975匹と、5000匹前後で推移していることが19日、県動物愛護推進懇談会での県の報告で分かった。保健所から希望者に譲渡された犬猫は昨年度196匹にとどまり、保健所が引き受けた犬猫のほとんどは処分されている。保健所に持ち込まれる犬の数は減少傾向にあるものの、猫は毎年度4000匹以上が預けられている状況。県は現在策定中の動物愛護管理推進計画で、責任を持ってペットを飼うよう飼い主の倫理観を高める啓発活動を強化する。
県によると、県内では飼い主の都合で飼うことが困難になったことや、繁殖で数が増えたことを理由に犬や猫を保健所に預ける例が多い。なかには去勢せず繁殖を放任しながら、保健所に処分を求める飼い主もいるという。(2007/9/20)(福島民友ニュース記事より)

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