放置糞についての行政の様々な施策
放置糞についての行政の様々な施策
放置糞は、モラルある飼い主が多ければ少なくなるのは必然です。
東京ではいつも拾う人は、愛犬の糞はもちろんのこと、その日に持っているウンチ取り紙の数だけ拾っています。多いときは3つも4つも拾うことがありました。
郊外では、シャベルを持って愛犬の糞を取り、草むらに投げ捨てる飼い主が多いのが現状です。
わが家の近所には別荘族が週末に来ますが、わが家の斜め前で、このシャベルで糞を取り投げ捨てているのを目撃しました、すかさずその場で「うちにも犬がいますので草むらに入りますから、糞を投げ捨てないで下さい」とお願いしました。その飼い主、プンとして、その後は挨拶もしないような最低な飼い主でした。田舎ならば糞は草むらに捨てれば土に帰ると思ってのことでしょうが、それには人も滅多に通らないような場所でならば問題はないでしょう。私道とは言え、子供達の通学路でもあったので、周辺の雑草を刈っていました。これまで見ていないときに糞を投げ捨てられていたのだと思うと不愉快千万でした。
こんな飼い主がまだまだ多いのが現状でしょう。
都会も郊外も糞公害は減るどころか増えていく傾向にあります。モラル意識の低い飼い主が増えていることがあげられますが。
パトロールしても、見ていない場所でされたらその糞は誰が取るの?ウンチボックスを定点で置いたとしても、糞を取ること自体をしない飼い主には無用の長物です。罰金制にしても誰かが目撃し通報して罰金を科すのですか?その間にあちこち放置糞だらけです。
悪質な放置糞の飼い主は氏名を公表に至っては、さらし者にして後悔させようとするのでしょうか?個人情報の扱いにシビアになっている行政が出来るはずがないと思うのですが。
まあ、あちこちの行政が色々と試してみることも必用なことだと思います。
要するに拾わない飼い主は永遠に拾わないのです。誰かが拾ってくれるからいいやと開き直っている飼い主ばかりなんですね。こんな飼い主が多いのが実態なんですけど。
放置糞の解決策はフランス方式しかないと思うのは私だけでしょうか?
毎日、清掃車が来て放置糞を一瞬に片付けてしまう。
税金を無駄に使うよりは、あの退任した阿部総理が言っていた「美しい日本」となること請け合いなんですが。
まずは東京からやってみたらどうでしょう!オリンピック誘致も放置糞のない東京をアピールできるのではと思いますけど。(2007/9/29)(LIVING WITH DOGS)
ペットのふん放置 現場で?警告?市川三郷町が来月から職員パト
市川三郷町は十月一日から、町内の公園や路上で散歩中などにペットのふんを放置する飼い主を“取り締まる”ため、職員によるパトロールを開始する。担当者は町内の河川の土手などを巡回し、ふんの放置現場を見つけた場合は口頭で指導するほか、悪質なケースでは五万円以下の過料を科すこともある。「パトロールしなければならないのは残念なことだが、飼い主のモラル向上につなげたい」(町生活環境課)と説明している。
町は二〇○五年十月の合併による新町誕生時に「町飼い犬等による危害を防止する条例」を制定。広報紙や、町内約五十カ所に設置した看板で、ペットのふんの放置禁止を呼び掛けてきた。(2007/9/29) (山梨日日新聞記事より)
飼い犬のふん放置に罰金、最高5万円 東大阪市
美しいまちづくりを進めるため、東大阪市は10月1日、道路や公園などに飼い犬のふんを放置した飼い主に、最高5万円の罰金を科す規定を盛り込んだ改正条例を施行する。同様の条例は府内では枚方市、寝屋川市、豊中市に次いで4市目。
改正条例は、「飼い犬を公共の場所において散歩させる者は、当該飼い犬のふんを回収し、持ち帰らなければならない」と規定。違反者は「5万円以下の過料」としている。
市は平成9年7月、空き缶などのポイ捨てや落書き防止のほか、飼い犬のふんの処理を規定した「まちの美化推進に関する条例」を制定。ふん害防止を呼びかけ、当初は犬のふんについての苦情は減少した。
しかし、13年度以降は苦情が1000件を超え、16年度1185件▽17年度1198件▽18年度1576件と年々増加。19年度も6月までの3カ月間で、667件にのぼっている。
こうしたことから、市は条例を改正。ふん害に罰則規定を盛り込み、ことし4月1日、改正条例を公布した。(2007/09/29)(産経新聞記事より)
飼い犬のふん放置、氏名公表も 岩沼市が来年から施行
宮城県岩沼市議会は9月定例会最終日の26日、議員発議による「飼い犬のふんの放置防止に関する条例」を全会一致で可決した。飼い犬のふんに特化した防止条例は県内で初めて。来年1月1日に施行される。
条例は、飼い犬を散歩させる際、処理用具を携帯し、ふんは持ち帰って適正に処理することを市民の責務と定めた。市長はふんの放置を防ぐため市民に指導、助言でき、違反行為があれば勧告したり、氏名を公表したりできる。
岩沼市内の飼い犬登録数は約2700匹で、ここ数年横ばい状態。飼い犬のふんに関し、市に苦情が寄せられるのは年間数件だという。
提案した議員は「市民のモラルは向上しているが、まだ田んぼのあぜや草むらには犬のふんがある」と述べる。井口経明市長は「議員や市民、関係団体と連携して注意を喚起すれば、適切に処理していただけると思う」と話した。 (2007/9/27)(河北新報記事より)