9頭の仔犬の遺棄
9頭の仔犬の遺棄
仔犬が9頭遺棄されました。不思議なのは、生後2ヶ月ほどの子犬達で、生まれてここまで大きくするには母犬が育児をし飼い主が手伝ったと思われます。
2ヶ月くらいの仔犬は可愛い盛りです。離乳してから捨てる?
まったく身勝手な遺棄です。2ヶ月まで育てるならば、飼い主は、自分の力で里親を探すくらいのことをして欲しいです。
そしてもしも望まずに生まれて来た子犬達であるならば、母犬には避妊手術を施して欲しいです。
雑木林に遺棄したら、どうにか生き延びられると思ってのことでしょうかね。体力のない仔犬はすぐに亡くなってしまいます。
また今後改正される遺失物法で、警察の保管が出来なくなります。
小さな命を粗末に扱う飼い主が多いうちは、動物愛護先進国とは言えないのです。
(2007/10/4)(LIVING WITH DOGS)
子犬:ボクらを捨てないで 雑木林に9匹、警察で保護
先月30日午後2時半ごろ、名張市滝之原の雑木林で9匹の子犬が捨てられているのを近くの住民が見付け、名張署に通報、同署が保護した。4匹は県内在住者に引き取られたが、同署は残る5匹の受け入れ先を探しており、「動物を絶対に捨てないでほしい」と呼び掛けている。
同署によると、当日は雨で、子犬は木の枝に掛けられた傘の下に、ひもなどでつながれずに放されており、餌の入った洗面器が置かれていたという。現在保護している5匹は雄3匹、雌2匹で、生後約2カ月とみられ、いずれも雑種。同署員が餌や水をやり、ノミやダニを除去する薬を与えるなどして世話している。
こうした遺棄は、動物愛護法違反に問われる可能性もある。また今年12月10日に改正遺失物法が施行されると、警察では所有者の判明しない犬と猫の保護が出来なくなり、同署は「今回も引き取り手がない場合は、保健所に移さざるを得ない」と話している。 (2007/10/3)(毎日新聞記事より)