皇居にはじめて盲導犬
皇居にはじめて盲導犬
盲導犬がはじめて皇居の中に入ったというニュースがTVで報道された。
日本に盲導犬が導入されてから50年、今や、公的な場所は補助犬は堂々と入れるはずである。そして補助犬を拒否してはならないと言う法律も出来た。
しかし現実は、まだまだ狭き門なのである。
叙勲の会場で、天皇陛下の前にいる叙勲者の横でお座りをしているルカ、この犬がはじめて皇居に入った盲導犬であったとは。
当然のことのように自然に補助犬が受け入れられる日本になって欲しいですね。(2007/11/7)(LIVING WITH DOGS)
叙勲:皇居・宮殿に初めて盲導犬 天皇陛下が受章者を祝福
秋の叙勲受章者らを天皇陛下がお祝いする行事が7日あり、皇居・宮殿に初めて盲導犬が入った。旭日双光章を受けた元京都府視覚障害者協会会長、Fさん(74)の「ルカ」で、ラブラドルレトリーバーの4歳のオス。
陛下は宮殿・豊明殿で約1600人の受章者らを祝福。その後、Fさんの手を握り、「(盲導犬とは)もう何年くらいになりますか」「よくついてきますか」などと声をかけた。ルカは、肌色の服を着せてもらい、Fさんの横におとなしく座っていた。
Fさんは全盲で視覚障害1級の認定を受けており、外出時にはいつもルカを伴い、2年半、一緒に生活している。盲導犬の同伴を申請し、許可された。宮内庁によると、盲導犬の同伴申請も初めてだったという。
Fさんは「(盲導犬を)入れていただき本当にありがたい。社会に盲導犬への理解が広がる大きなステップになるのでは」と話した。(2007/11/7)(毎日新聞記事より)