ふん害対策にちょっと効果?
ふん害対策にちょっと効果?
京都での放置糞対策に少し効果があらわれたようです。27の町内自治会の人達の苦労が感じられます。
東京では、犬連れで町中を散歩している飼い主は、ウンチ処理袋と水入りのペットボトルを見えるように持っています。これは私は愛犬の排泄をちゃんと始末しますよという意思表示を現しています。
ちなみに散歩で、出会った飼い主が、手にはリードだけの場合「飼い主はちゃんと拾うかしら」と疑いの目で見るようになっています。こちらも急いでいたりと、実際に放置する場面にはなかなか遭遇しないのは、残念なのですが。
しかし、夜の散歩ではまだまだ放置糞が目立つんですね。ある時、大型犬の糞と思う大きな糞が道の真ん中にあり、その上を車が通り、道路が悲惨な状態になっていました。夜中にオフリードで散歩をしている飼い主と犬がいたのは知っていました。
角のお宅はかつて犬と暮らしていたご夫婦でしたので、その悲惨な放置糞を文句も言わず片付けて下さったのです。ダメな犬飼の後始末を良い犬飼がするしかないのでしょう。
放置糞のないきれいな町に住みたいですよね。(2007/11/16)(LIVING WITH DOGS)
犬のふん害の抑止に効果 宇治市のイエローカード作戦
京都府宇治市はこのほど、散歩中などに放置された犬のふんの近くに警告文を置く「イエローカード作戦」の結果をまとめた。カード設置後すぐにふんがなくなったり、ふんの回収用具を手に散歩する飼い主が増えるなど、「ふん害」の抑止へ少しずつ効果が表れ始めている。
同作戦は「ルール違反です私達は見ています!」などと書いた名刺大の黄色いカードを放置した犬のふんのそばに置き、視覚で飼い主のモラルに訴えてふん害を減らすことを目的にしている。
4月の開始から10月末までで、27の町内・自治会と個人参加の7人に計2578枚を交付した。
このうち22団体を調査し、16団体が効果を実感していると答えた。「道にふんがなくなった」「ふんを片づける飼い主が増えた」などの回答があった。6団体は「まだ効果が感じられない」とした。「取り組みが浸透していない」「雨が降ると流れたりするので、先に回収してしまう」との理由だった。
市は「最終的にカードが見られなくなるほど、ふんのないきれいな街になれば」と期待している。(2007/11/15)(京都新聞記事より)