動物虐待?犬が首つり自殺なんてあり得ない
動物虐待?犬が首つり自殺なんてあり得ない
あまりにも酷い事件です。ペット禁止の市営の集合住宅で4階のベランダから宙づりになって亡くなっている犬がいました。
結局、事故死と断定されましたが、このような飼い方を虐待と言わずしてどういうことでしょうか?
定期的に餌をあげていることで動物虐待ではないと言い切ってしまうのはおかしい話だと思います。狂犬病予防法はもちろんですが、動物愛護法でもしっかり取り締まるべきではないでしょうか。
そして、こういう飼い方をして愛犬を死に至らしめた飼い主は、二度とペットを飼ってはならないとい法律を作って欲しいですね。
犬は飼い主を選べません。事故とは言え、この犬の冥福を祈らずにいられません。
(2007/12/7)(LIVING WITH DOGS)
犬が首つり自殺? 実は事故 大阪市市営住宅ベランダ
イヌが自殺? それとも事故か虐待か−。大阪市東淀川区の市営住宅ベランダで7月、体長1・3メートルの大型犬が首をつった状態で死んでいるのが見つかった。「イヌが自殺するわけがない」と騒ぎになり、東淀川署が捜査に乗り出す事態に。同署は事故死と断定したが、飼い方がずさんで、狂犬病の予防接種を受けさせていなかったとして狂犬病予防法違反の疑いで飼い主の女性(36)を書類送検した。
調べでは、死んだイヌは、スイス原産の荷車などを引く挽曳(ばんえい)犬、バーニーズ・マウンテンドッグのオス、5歳。7月5日午前11時10分ごろ、通行人の男性が、東淀川区の市営住宅4階のベランダで、ドアのノブにくくりつけられたリードで首をつり、ベランダのさくに垂れ下がった状態で死んでいるのを発見し交番へ届け出た。
体長1.3mの大型犬が、首をつって死んでいるという異様な光景に、近所の住民らは一時騒然。東淀川署は当初、飼い主の女性が虐待死させた可能性もあるとみて、動物愛護法違反容疑で捜査したが、女性はエサを規則正しく与えるなど、かわいがっており、虐待死の可能性は低いと判断。最終的にイヌが、高さ約1メートルのベランダのさくを飛び越えた際にリードで首をつる形になった事故死と断定した。
だが、1人暮らしのこの女性の部屋は、イヌの汚物であふれて異臭がするなど、飼い方がずさんで平成14年8月以降、府に飼い犬の登録をせず、15年9月以降は年に1度義務づけられている狂犬病の予防接種を怠っていたことが判明。そもそも市営住宅で犬を飼うことは認められておらず、同署は狂犬病予防法違反での立件に踏み切った。(2007/12/7)(産経新聞記事より)