京都の不要犬半数に

京都の不要犬半数に

京都では保健所に持ち込む不要犬の数が10年前に比べ半数以下になったというニュースがありました。京都府内で846匹の犬、猫は6172匹持ち込まれています。犬は確かに画期的に減ってはいますが、猫は残念ながら10年前からそれほど減っていません。
京都の数字はそのまま全国の数字に比例しています、ここ10年で犬の殺処分数はかなり減っているのが現実です。しかし英国やドイツに比べれば生き残れる犬の数は少ないのです。
殺処分数を減らす目標を立ててから、各地域の温度差はあっても徐々にではありますが、減ってきていることは確かなようです。
でも減っているからと言って動物愛護先進国とはまだまだ言えない状況です。これから10年後には殺処分0が実現できると良いですね。(2007/12/22)(LIVING WITH DOGS)


10年前の半数以下 京都府内の犬・猫引き取り

家庭で飼えなくなった犬や猫を京都府や各市町村が引き取った数は昨年度計7018匹で、10年前の半数以下に減っていることが、21日までに分かった。野犬などの捕獲数も約3分の1に減った。一方で府は、ペットにかかわる現状をさらに改善するため、来年度から10年間で引き取り数などをさらに減らす「府動物愛護管理推進計画」の中間案をまとめた。
府保健所や各市町村が昨年度、府内の飼い主から引き取ったペット数は、犬が846匹、猫が約6172匹だった。
昨年度の犬の登録数は約11万9000匹で、10年前の1996年度より約4万匹増えたが、引き取り数は96年度(犬約3000匹、猫約1万6000匹)をいずれも大きく下回った。野犬などの捕獲数も約380匹にとどまり、約3分の1に減った。
これに対し、犬や猫に関する苦情や相談件数は、ほぼ横ばいの約4100件ある。昨年度はこのうち、「鳴き声・におい」に関する内容が3割を占めた。
中間案では、ペットのより適正な管理を進めるため、引き取り数は約半分の3650匹、苦情数は3割減の2600件を数値目標に掲げた。
府動物愛護管理室は「苦情は集合住宅などで多く、依然として安易に飼い始める人が多いのではないか」と話している。
府はホームページで中間案を公表して、来年1月18日まで府民の意見を募っており、本年度内の計画策定を目指している。  (2007/12/22)(京都新聞記事より)

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