山古志のマリやっと飼い主さんのお家に
山古志のマリやっと飼い主さんのお家に
中越地震の避難の映像は今でも思い出しますが、その中で3頭の仔犬を出産したマリは感動的でしたよね。映画まで出来てマリは有名な犬になったのですが、マリはやっと飼い主さんが再建したお家に戻れたそうです。そしてマリの子供達は里親さんのもとにもらわれたそうです。(2007/12/30)(LIVING WITH DOGS)
山古志のマリ、飼い主宅に帰る
中越地震で全村避難した旧山古志村の実話を基にした絵本や現在上映中の映画「マリと子犬の物語」のモデルとなった犬のマリが29日、長岡市山古志東竹沢の梶金集落に再建された飼い主の家に“避難先”から戻った。マリはうれしそうに何度も飼い主にじゃれつき、新しい家の中を歩き回った。
マリが戻ったのは飼い主の団体職員Y.Iさん(42)宅。マリは地震当日に3匹の子犬を出産したが、Yさんの外出中に地震が発生し、父のTさん(73)が家具の下敷きとなったため、子犬の世話をしながら高繁さんのほおをなめて励ました。
マリは住民が全員避難した無人の集落で子犬を育て、2週間余り後、ヘリで迎えに来た豊さんに救出された。一時は仮設住宅で過ごしたが、Yさんの知人で同市瓜生の会社員Kさん(54)宅へ預けられ、子犬はそれぞれ別の飼い主が見つかった。
Yさんは29日に仮設住宅から引っ越し、マリも3年ぶりに“帰村”できた。
Yさんは「マリも戻りうれしい。これから集落をどう復興させていくか、話し合っていきたい」と話した。(2007/12/29)(新潟日報記事より)