里親決定率雌犬は?

里親決定率雌犬は?

譲渡会で里親さんが迎える犬の性別は、雄犬が優勢だそうです。

私が共に暮らした犬は、雌犬の比率が高いです。ここ20年は、猫も犬もどういうわけか女の子ばかりです。
わが家の雌犬好きの理由は、トレーシーと暮らした14年弱がとても充実していたからですが、雌犬の扱いには馴れているからと言うこともありますが、当然ながら、わが家の女の子達はみんな避妊手術を受けています。

でも実際に譲渡会では、「雌犬は増えるから?」という理由で避けられているそうです。雌犬がなぜ嫌われるのか不思議です。

避妊手術を施すことで、望まれない仔犬は生まれません。愛護団体では里子に出す条件として避妊去勢手術を実施することとなっています。

しかし手術済みであったら里子に出る機会も増えるだろうと、大分の獣医師会では譲渡会に出る雌犬に無料で避妊手術を施してくれるそうです。大分の獣医師会の決定に拍手ですね。
大分県も10年で殺処分数を半分にを目標にしています。きっと10年もかからないうちに殺処分はなくなると期待しましょう。(2008/1/19)(LIVING WITH DOGS)

早速、譲渡会で5頭に引き取り手が決まったそうです。
(2008/1/31)

 


県獣医師会:譲渡会の犬、雌を無料避妊手術 異例の「無制限」 /大分

◇「もらい手 増えて」
県獣医師会は近く、県主催の捨て犬譲渡会でもらわれた雌犬の無料避妊手術制度を設ける。健康診断は、性別にかかわらず無料で1回行う。S常務理事は「譲渡会の運営ボランティアから雌の不遇を知った。公益法人として役に立てれば」と話している。
譲渡会は月2回開催。昨年度は192頭がもらわれていったが、雄が59%、雌が41%。頭数が増える懸念から、雌を敬遠する人が多いという。犬は数回エントリーしても引き取り手がない場合、殺処分される。処分数は昨年度2607頭に達した。
このため「2、3万円かかる避妊手術を無料にすれば、事態は好転する」と獣医師会が決断。会が実費分程度を補てんする条件に協力する病院を探したところ、県内全80院のうち三十数病院の内諾を得た。年100頭の利用を見込み、制限は設けない。頭数を絞った避妊助成は他県にもあるが「無制限」は例がないという。
県が年度内成立を急ぐ動物愛護管理推進計画には「10年間で殺処分数を半減」との目標が盛り込まれる見通し。担当の県食品安全・衛生課の宇都宮公平・主任監視員は「民間の自発的な動きはありがたい。県の啓発活動との両輪で、目標達成させたい」と話している。避妊手術を受けた場合、犬に識別情報を記録したマイクロチップを埋め込み、再放棄を防ぐ。
早ければ29日の譲渡会から制度が始まる。(2008/1/19)(毎日新聞記事より)


犬譲渡会:無料避妊の新制度効果 さっそく、雌5頭に引き取り手 /大分

県動物管理所(大分市小野鶴)で29日、「雌犬の避妊手術&健康診断無料」制度を県獣医師会が打ち出してから初の犬譲渡会があった。雌が多かった事情もあるが、雌5頭、雄1頭が引き取られ、さっそく新制度効果が表れた。
引き取り手がついた犬の内訳は従来、雄6割、雌4割程度だという。黒い雌犬を引き取った市内の会社員、永井未央さん(25)は「避妊手術を受けさせるかまだ決めていないが、いざとなれば無料でして頂けることで、安心感があった」と、制度が動機付けとなったことをうかがわせた。
譲渡会は毎月第2、最終火曜日に実施。この日は5頭にもらい手がつかなかった。3、4回の譲渡会で見送られると、炭酸ガスで窒息死させられるという。(2008/1/30)(毎日新聞記事より)

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