逃げた土佐犬
逃げた土佐犬
体調1mの土佐犬が犬舎から逃げ出し、町は大騒ぎになりました。
小学校では集団下校で警戒をしました。
土佐犬の飼い主さんは、愛犬がもしも誰かを咬んでしまったらと心配して通報したのでしょうね。これまで危険な犬と呼ばれる土佐犬などが起こす咬傷事故が悲惨な結果になっているからですが。
確かに外の犬舎で飼って、人と充分なコミュニケーションを取っていない犬が、突然自由になったら、確かにどこかに逃げてしまいます。犬は誰かに出会って、恐怖のあまり咬んでしまうこともあるでしょう。
どんなに大きな犬でも家の中で人と共に暮らす犬であれば、逃げてしまうと言うことは余程でない限りありません。
この土佐犬は近所の神社で見つかりましたが、飼い主がその犬を保護し連れ帰って一段落となったようです。
でも誰も怪我をしないで良かったし、この犬も無事に発見されて良かったです。
(2008/2/2)(LIVING WITH DOGS)
土佐犬:逃げた!パトカー出動、集団下校 飼い主が保護−−善通寺 /香川
31日午前11時ごろ、「飼っていた土佐犬が逃げた」と善通寺市大麻町に犬舎を持つ自営業の男性から善通寺署に届け出があった。市立南部小学校(204人)は児童を集団下校させるなど警戒が強まった。1日正午ごろになって、近くの住民から「大きな犬がいる」と通報があり、署員と飼い主が町内の神社付近で土佐犬を発見。飼い主が保護して連れ帰った。けが人はなかった。
同署の調べでは、土佐犬は体調約1メートルのメス。飼い主が首輪を付けようとしたところ逃げ出したという。
同署からの連絡で、善通寺市教委は市内の小中高校と幼稚園に通知。31日と1日の朝、南部小の教員が見回りをした。また同署はパトカーなど5台を出動させて警戒した。
土佐犬保護の連絡を受けて、南部小のT教頭は「事故がなくて良かった。子供たちも冷静に行動してくれた」と胸をなで下ろした。(2008/2/2)(毎日新聞記事より)