有害中国産原料のペットフード
有害中国産原料のペットフード
昨年、中国産原料のペットフードに有害物質が含まれ、米国はもちろん日本も大騒ぎになりました。
今年は、日本向け冷凍食品に毒物が混入と信じられない現況です。
以前は、中国産の野菜に残留農薬と報じられ、それ以降はスーパーの棚には中国製野菜は並ばなくなりました。しかし加工食品には残留農薬の検査はせずと信じられない事実が判明しました。
昨年、ペットフードの有害物質含有事件があったばかりなのに、このような状況では、誰も中国産の食品は買わなくなるし、原産国表示をしっかり見るようになりますよね。
少しくらい高くても日本の安全な食品を求めたいと多くの人が感じていることでしょう。スーパーに並ぶ食品のどこまでが信じられるかも疑心暗鬼になっている方が多いのではと思います。
アメリカは、有害ペットフードで中国企業を起訴するそうです。日本も毒入り餃子については断固とした態度をとらないと、中国は何も変わらないように思うのですがどうでしょうか?
オリンピックが北京で開催されますが、選手や観覧の観光客が食する食材は安全なのでしょうかね。もしも選手村の食材に毒物が検出されたら、これはもうテロとしか言いようがありません。そんなことがないようにとことん中国企業はもちろんですが、中国政府に抗議するべきだと思います。
冷凍食品は忙しい現代人にとっては便利な食品でした。また犬の完全栄養食として固形ドッグフードの普及も、一昔前は画期的に利便性があったわけです。
ドッグフードに関しては、有害物質騒ぎから、手作り食へと変更していった飼い主さんが多かったと思います。わが家は、この事件以前から手作り食をあげていましたので、この騒ぎでも動じることはありませんでしたが。
しかし人の食材は、手間をかけて一つ一つ食材を吟味しながら作っていく人が増えていくのでしょうか?
ついこの間まで、餃子は、皮を買い、野菜や挽肉で餡を作り、一つ一つ包んで作ったものでした。でも一度楽をしたら、後戻りできない現代人です。(2008/2/7)(LIVING WITH DOGS)
有害ペットフード事件で中国企業など起訴 米連邦大陪審
米モンタナ州カンザスシティーの連邦大陪審は6日、中国産原料を使ったペットフードから有害物質が検出された事件をめぐり、製造元の中国企業「徐州安営生物技術開発」と同社経営者や、中国の輸出業者、米国の輸入業者らを起訴した。食品医薬品局(FDA)犯罪捜査部が発表した。
たんぱく質の濃度を高く見せかけるため、植物性たんぱく質に樹脂などに使われるメラミ7年3月にペットフード業者がFDAに通報していた。米国ではこのペットフード事件を機に、中国産製品の安全問題に対する関心が急速に高まった。 (2008/2/7)(asahi.com記事より)