動物関連学校の実習犬
動物関連学校の実習犬
日本の若い人達は、なりたい職業として、獣医、看護士、トリマー、訓練士を上げる人が多くなりました。動物関連の専門学校はどんどん増えています。
このような専門学校では、実習用の犬達がいます。
以前、専門学校での純血種の虐待事件がありましたが、今日はほのぼのとした記事を見つけました。
実習犬は毎年お役目を卒業し、学生の元に飼い犬として新生活が始まると言うものです。
実習犬の今後を考えると素晴らしいシステムですね。
トリマーなどは、純血種の犬でないと練習にならないかも知れませんが、保健所に持ち込まれた犬達も実習犬の対象にしてもらえたらもっと良いかもと思いますがどうでしょう。(2008/2/19)(LIVING WITH DOGS)
犬13頭へ感謝 涙の卒業式
ドッグトレーニングなどの実習用に飼われていた13頭の犬が14日、岡山市半田町の岡山理科大学専門学校を「卒業」した。卒業パーティーにはドッグトレーニング学科や動物看護学科などの学生約80人が集まり、新しい飼い主に決まった学生とともに、涙と笑い声で13頭の旅立ちを祝った。
同校には実習用に毎春、10頭ほどの子犬が「入学」。同年度に入学した学生と2年間を過ごす。飼い主の事情などでやって来た犬もおり、看護実習用に飼われている。仕事を終え、家庭でゆっくり過ごしてもらうため、毎年この時期に新しい飼い主を募り、学生より一足早く学校を去っていく。
パーティー会場のトレーニング室には、新しい飼い主と一緒に13頭が入場。教諭から卒業証書を首にかけてもらうとき、嫌がって後ずさりする犬もおり、笑い声がわき上がった。在校中の写真がスライド上映され、別れを惜しんですすり泣いたり、犬を抱きしめたりする学生もいた。
ボーダー・コリーの弥花(み・け)(雌)の飼い主になった岡山市のSさん(20)は「訓練を続けて競技に参加したい」と弥花をなでていた。(2008/2/15)(asahi.com記事より)