ハイイロオオカミは絶滅を回避したか

ハイイロオオカミは絶滅を回避したか

ロッキー山脈北部のハイイロオオカミが推定1500頭の生息を確認し絶滅の危機を脱したと判断されました。
アメリカではオオカミを対象としたハンティングがあるんですね。

ハイイロオオカミは最大にして最強の犬科動物ですが、彼らは大形のシカ類を補食するのに適応・進化してきた動物です。

日本では、日本オオカミが絶滅し、日本中に鹿が増えています。生態系のバランスが崩れての結果です。

アメリカの場合、大型のシカ類の増え方はどうなんでしょうかね。シカが増えていたらハイイロオオカミによって生態系がバランス良くなっていくのではと素人ながら考えるのですが。もしもシカも絶滅に近かったら、ハイイロオオカミの食料の確保がむずかしくなるんでしょうかね。

それにしても、せっかく絶滅危機を回避できたハイイロオオカミを狩猟で殺して欲しくはないです。(2008/2/23)(LIVING WITH DOGS)


米ロッキー山脈のオオカミ、絶滅危惧リストから外れる

モンタナ州ビリングス(AP) 米内務省は21日、ロッキー山脈北部に生息するハイイロオオカミを、絶滅危惧(きぐ)リストから外すと発表した。アイダホからモンタナ、ワイオミングの3州にかけて、推定1500頭が生息し、絶滅の危機は脱したと判断した。
ハイイロオオカミは20世紀初めに、絶滅寸前だったが、保護活動によって個体数が回復した。
内務省がリストから外したことで、早ければ今年の秋にも、オオカミを対象とした狩猟が解禁される。
一方、環境保護団体などは政府を相手取り、ハイイロオオカミを絶滅危惧リストにとどめておくよう、訴えを起こすとしている。 (2008/2/23)(CNN記事より)

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