野良犬に助けられた赤ちゃん(2)

野良犬に助けられた赤ちゃん(2)

以前ケニアでも野良犬に助けられた赤ちゃんと言う記事がありました。
犬は、自分の子供を絶対に捨てないんですね。もしも自分の子供が危険な状況になったら攻撃して守ります。また子供がひ弱で育たないと思ったら、子供を自分で食べて淘汰します。これが自然界に生きる犬達の子育てです。

人は自分の子供を捨てたり、虐待して殺したりと最も残酷な動物です。

人の里親さんから、里親・里子という言葉は人にのみ使って欲しいという要望があるそうです。はなはだ情けない話だと思います。

人も犬も猫も、地球上で共に生きる貴重な命なんです。里親と言う言葉は人の特権ではありません。里親とは関わった小さな命に責任を持って手を差し伸べることです。

子供が、里親と言う言葉をインターネットで検索したら、犬や猫の里親募集に当たり、「自分は犬や猫と同じ扱いなの?」と質問されたそうです。だから里親と言う言葉は使うなと言うことだそうです。

周りの大人は、堂々とこの子に言って欲しいです。

「人は地球上の動物をすべて大切に扱う使命を持っているんだ。でも自分の子供を育てられない人もいて、君のように里親さんに出会う子もいる。犬や猫は決して子供を捨てない動物なんだ。人がね、勝手に引き離すんだよ。犬や猫だって人に保護してもらわなかったら死んでしまうんだよ。だから犬や猫の子供も君のように優しい里親さんが見つかると良いね。そして地球上の動物がみんな仲良く幸せに暮らせたら良いよね。」

ある施設にいた女性から、「私は里親さんに育てられました、だからこそ、今、犬や猫に手を差し伸べなければと私は里親になります。」と語って下さいました。(2008/4/23)(LIVING WITH DOGS)



インドの野良犬たち、捨てられた女児の命救う

インド東部ビハール州の村で、捨てられていた赤ちゃんの命を野良犬が救うという出来事があった。現地当局者らが22日に明らかにした。
それによると、この女児は母親によって泥の中に置き去りにされたとみられるが、犬3匹がほえているのに気付いた住民らに助け出された。
現地政府の高官は「犬たちは(赤ちゃんの)周囲の土をどけてからほえ始め、赤ちゃんも泣き始めたことで近隣住民の気を引いた」と述べた。同高官によると、女児は子どものいない夫婦に引き取られ、現在は無事だという。
警察は、女児が死亡する可能性を承知で置き去りにしたとみられる母親の行方について捜査している。
インドでは稼ぎ手となる男児誕生を望む傾向が強いため、国連の推計によると、1日当たり2000件前後の女の胎児の中絶が違法に行われている。(2008/4/22)(ロイター記事より)

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