動物園のこれから

動物園のこれから

先日、上野動物園のパンダが亡くなった。
近ごろ、TVで良く動物園の話題がドラマになったりドキュメンタリー番組やニュースで取り上げられたりしている。

私は、子供の頃、上野動物園に良く行った。パンダを見に混んでいる上野動物園にはわざわざ行かなかったが、ほとぼりが冷めた頃に行ったものだ。学生時代は、休校となると上野動物園の猿山に通ったものだった。その頃は、野生動物が狭い檻に閉じこめられていることに何も疑問を感じなかった。

LIVING WITH DOGSを立ち上げた頃、犬のテーマパークというものがあちこちでもてはやされるようになり、「なんで犬が見世物に?」と考えるようになり、犬のテーマパークなんていらないと記事にした。ありがたいことに、犬のテーマパークは時代と共に消えつつある。

動物を展示する、その原点である動物園の存在が、かつては子供達に野生の動物を見せることが最大の目的だった。
近ごろは稀少動物の種の保存のためという使命を持ってきていると言う。また動物園の設備も可能な限り快適になってきているようだ。

確かに地球上の自然破壊は、野生動物が住みにくい環境になっている。

野生動物が動物園でしか生き残れなくなるような現代は、やはりおかしいと思う。人が犯してしまった地球上の罪でしかない。稀少動物のゴリラやオラウータン、白熊は動物園でしか見れなくなるのか?(2008/5/3)(LIVING WITH DOGS)

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