麻薬探知犬訓練の誤り(無事発見)

麻薬探知犬訓練の誤り(無事発見)

ちょっと驚きのニュースがありました。訓練でお客のスーツケースに麻薬を隠し、探知犬に探させようとしましたが、発見できず紛失したそうです。
その麻薬はいったいどこにいってしまったのでしょう。隠されたスーツケースの持ち主は隠されていることを知らされずそのまま持って日本に入国したわけです。
でも、もしもターンテーブルで見つかった時は、犯人扱いされるわけですから迷惑な話ですよね。そのときはこれは訓練で隠したものですと税関は謝罪するんでしょうか?
どんな訓練にしてもお客を巻き込んだ訓練はいかがなものでしょう。(2008/5/26)(LIVING WITH DOGS)

東京税関は26日夜、成田空港での麻薬探知犬の訓練中に紛失した大麻樹脂が見つかったと発表した。
(2008/5/27)(読売新聞記事より)



<大麻>探知犬訓練で紛失…一般客荷物に隠し 成田税関支署

成田国際空港を管轄する東京税関成田税関支署は26日、麻薬探知犬の訓練で一般旅客の荷物内に隠した本物の大麻樹脂124グラムを紛失したと発表した。

同支署によると、大麻樹脂は25日午後3時31分に香港から到着したキャセイパシフィック航空520便の旅客の黒色ソフトスーツケースのサイドポケットに、金属容器に入れて隠した。スーツケースの所有者は不明で、訓練があることは事前に知らせていなかった。

同支署の男性職員(38)ら4人が空港内の手荷物ターンテーブルで麻薬探知犬2頭に探させたが、発見できなかったという。同便には旅客283人が搭乗しており、同署で問い合わせている。

税関の内部規定によると、訓練用の手荷物などは通常、税関側が用意し、一般旅客の荷物を使うことは禁止している。男性職員は「探知犬の能力を向上させるため、過去にも複数回、同様の方法で訓練した」と話しているという。

支署長は「このような事態を招いたことは遺憾。事実関係を調査して関係職員を指導し、厳正に対処したい」と話した。(2008/5/26)(毎日新聞記事より)

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