受刑者が盲導犬飼育

受刑者が盲導犬飼育

いよいよ始まるようです。
アメリカではもうずいぶん前から行われている受刑者の社会復帰の為の犬の飼育訓練を取り入れるプリズンパートナーシップ。

犬好きな受刑者であれば、犬と共に暮らしながら、犬への愛情を注ぎ、訓練技術を覚えていく。社会復帰への足がかりとして素晴らしいことだと思います。

この刑務所は官民共同で運営されるそうですが、日本盲導犬協会の訓練士がもちろん育て方の注意などを行うのでしょう。
盲導犬候補のパピー達は、すべての仔犬が盲導犬になれるわけではありません。
盲導犬を待っている視覚障害者はたくさんいます。しかし、いつも不足している盲導犬、そして育成にはたくさんのボランティアが必用です。
1頭でも多く育成するためにも、受刑者の方々の職業訓練にもなり素晴らしいアイデアだと思います。成功を祈っています。(2008/7/29)(LIVING WITH DOGS)


受刑者が盲導犬飼育

◆協会が事業説明/社会復帰へ◆

日本盲導犬協会は27日、官民共同で運営する刑務所「島根あさひ社会復帰促進センター」(浜田市旭町)内に開設する島根あさひ盲導犬訓練センターの説明会を松江市内のホテルで開いた。生後2カ月の子犬を受刑者が10カ月間育てた後、訓練士が訓練して一人前の盲導犬にする。将来的には年間10頭の盲導犬育成が目標という。

敷地面積は2500平方メートル。出産や飼育、訓練のほか、視覚障害者が盲導犬と一緒に訓練を受けるための宿泊施設がある。

刑務所は10月に開所し、面接で選ばれた1人の受刑者が09年4月から、4人のサポート役の受刑者と一緒に3頭の盲導犬を24時間、世話する。犬を育てることで受刑者に責任感が芽生えたり、命の大切さを感じたりする効果があるという。

説明会に出席した松江市雑賀町の盲導犬ユーザー、三輪利春さん(56)は「遠方まで盲導犬訓練に出掛けていた地域の視覚障害者は助かる。福祉の町として島根は発展してほしい」と話した。(2008/7/28)(asahi.com記事より)


受刑者が盲導犬の育成?

今日のTVニュースで、あの法務大臣が盲導犬候補のラブラドールの頭にキスをしている姿が映し出されました。
なぜ法務省に盲導犬がと不思議に思いましたが、なんと受刑者が盲導犬育成の仕事をになうとか。どこかに情報はないかと調べました。

「島根あさひ社会復帰促進センター」地域との共生を図る民間による刑務所施設です。
どうもこのセンターで、盲導犬のパピーを育成するようです。

日本盲導犬協会でシンポジウムがあるそうです。

アメリカではずいぶん前から受刑者の社会復帰の為に、犬の訓練を取り入れる刑務所がありました。

プリズンパートナーシップとして(Prison Partnership)、ワシントン州の女子刑務所で、捨てられたり、処分されようとしている犬を囚人の手で訓練。サービスドッグとして社会化を行い、囚人の職業訓練にもなっています。
日本も動物介在療法を利用し、受刑者が精神的にも技術的にも社会復帰に効果が出ると良いと思います。(2008/6/8)(LIVING WITH DOGS)

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