北の大地の熱血獣医師

北の大地の熱血獣医師

本日のNHK「プロフェッショナル」で素晴らしい獣医師のドキュメンタリーが紹介された。絶滅危惧種の猛禽類を専門に診る獣医師、齊藤慶輔氏である。

北海道のオオワシの死体が続けて運び込まれ、死因を調べると鉛中毒であった。
増えすぎたエゾジカの駆除で使われた鉛弾をついばんだ鷲が中毒死をしたのである。斎藤獣医師は、シンポジウムでハンターに鉛弾を使用しないで欲しいと頼んだ。

現在は、鉛弾は使用不可になり、やっと成果が見えてきた。

斎藤獣医師は「人が起こしたことは人が責任をもってただす」と。

「人間が判断して、野生復帰は無理だと踏んでしまえば、それで終わってしまう。少しでもチャンスのあるうちは、野のものは、野へ帰してやりたい」

野生動物が住みにくくなった地球、この地球の動物が徐々に絶滅していくような状況を真っ正面で戦う獣医師の姿には感動である。(2008/6/10)(LIVING WITH DOGS)

プロフェッショナル「野生の命を、あきらめない」

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