ペットの食費に困ってコンビニ強盗
ペットの食費に困ってコンビニ強盗
生活保護を受けている28歳の男が、犬2頭、猫5匹、カメ5匹、ヘビ2匹を飼育し、その餌代のために強盗を働き起訴された。
生活に困っている人間がペットを飼育する?なにか本末転倒のように思う。
英国では所得の低い人のペットの治療は、RSPCAの4つの病院で、飼い主の所得に応じた5段階の料金体系があって、所得の低い飼い主でも安心してペットの治療が行える。
日本では、まだまだ飼い主さんの所得に応じた料金体系なんてあるわけがなく、当然のことだが、ある程度裕福でなければ、ペット達にちゃんとした食事や、最低限の医療も施せないのである。飼い主の責任として、充分にお金をかけてあげられる数のペットの飼育でなければならないのだ。
この犯人が飼育していたペット達は、どうなるのだろうか?(2008/6/19)(LIVING WITH DOGS)
コンビニ強盗:ペット14匹超、餌代に困り 生活保護生活、大阪の28歳男を逮捕
大阪府警城東署は19日、コンビニ強盗をしたとして、大阪市城東区、無職、河田教晴容疑者(28)を強盗容疑で逮捕したと発表した。今年2月、同市都島区内のコンビニ店で店員に包丁を突きつけ、売上金など31万7000円を奪った疑い。他にコンビニ強盗や空き巣など3件の事件で既に起訴されている。
河田容疑者はペットの飼育が趣味。2月に奪った金も、約8万円のビーグル犬1匹を買うなどしてすぐに使い果たしたという。生活保護で月約12万円を受け取る一方で、犬2匹、猫5匹、カメ5匹、ヘビ2匹、熱帯魚多数を飼育しており、「(12万円のうち)5万円は家賃で、残り7万円で生活費とペットの餌代をまかない、困窮していた」と供述しているという。(2008/6/19)(毎日新聞記事より)