英国でペットを手放す理由
英国でペットを手放す理由
なんで動物愛護運動の進んだ英国でこんなことが起きるのかとっても不思議です。
英国ロンドンの住宅事情で、住宅市場が落ち込み賃貸住宅に転居せざるを得ない人達が増えているそうです。
私はかつて海外転勤者の仕事をしていたことがありましたが、ロンドンは老朽化した賃貸住宅が多く、ペット不可の住宅が多かったことを思い出しました。ロンドンはお散歩には公園や緑地帯が多く恵まれていますが、残念なことに住宅事情は日本とあまり変わらないようです。
日本は、数年前までは賃貸住宅はペット不可ばかりでしたが、ここ数年であっと言う間にペット可の物件が出てきました。公営の集合住宅も一部ペット可が適用されるようになりました。
住宅事情でペットを手放さなければならないなんて、日本と同じですが、違うところは捨てられても殺処分されないと言うことでしょう。(2008/7/25)(LIVING WITH DOGS)
英国でペット数千匹が飼い主失う可能性、住宅市場の落ち込みで
住宅市場の落ち込みを背景に賃貸住宅への転居を余儀なくされる人が増えている英国で、大家がペットの飼育を認めないため数千匹の犬や猫が捨てられたり慈善団体に手渡されたりするリスクが高まっていることが分かった。
英慈善団体ドッグズ・トラストの委託で6月に行われた調査のリポートが16日発表された。
ペットを飼う人の4人に3人が賃貸住宅を見つけるのに困っており、調査対象の飼い主1400人のうち半数以上は、ペット飼育が認められる住宅を見つけられていないという現状が明らかになったという。(2008/7/16)(ロイター記事より)