通り魔殺人は犬にも
通り魔殺人は犬にも
毎日、嫌なニュースばかりでほんとに恐ろしい時代になってしまいました。
このような事件を起こす犯人は一様に被害者意識を持っています。落ちこぼれ、家族に相手にされない、仕事がうまく行かない、こうなったのは誰かのせい、そんな風にいつも被害者は自分だと思いこんでいる。死にたいけど誰かを道連れにしてと事件を起こす。
でも無関係の人を巻き添えにしないで欲しい。死にたいのなら1人で死んで欲しいものです。
極小犬チワワが突然蹴られて殺されました。小型犬を怖いと言って殺す人間がいたのです。
この犯人、中型犬以上の犬に襲われたなら犬が怖かったと言って身を守るためだったと言えるかも知れませんが、どう考えても「うっぷん晴らしに犬を蹴って殺した」としか思えません。
飼い主さんは、その場でただ呆然としていたのでしょう。周りの方が犯人を捕らえて下さったそうです。愛犬を蹴られてぐったりした愛犬を抱きしめてなんでとこんなことにと思ったでしょうね。悲しいですね。
このような事件を起こした犯人は、貴重な命を奪っても、器物破損という刑にしかなりません。そして、また同じようなことを繰り返すかも知れません。また怖いのは、今度は人の子供を嫌いだからと言って蹴って死に至らしめることもあるかも知れないと言うことです。
かつて動物虐待をした人間は、後に殺人を犯す確立が多いのです。
個人のプライバシーの問題があるので、公にすることは出来ないのかも知れませんが、動物虐待を行った人間をウォッチするような機関があって欲しいですね。(2008/7/29)(LIVING WITH DOGS)
器物損壊:チワワ「怖い」 けり殺した44歳男逮捕 愛知
飼い主と散歩中だった生後4カ月のチワワをけり殺したとして、愛知県警千種署は15日までに、名古屋市千種区清住町2、会社員、T容疑者(44)を器物損壊容疑で逮捕、送検した。「犬が恐かった」と供述しているという。
調べでは、T容疑者は13日午後4時50分ごろ、千種区覚王山通9の歩道で、同区の男性会社員(40)が連れていたチワワの腹部を1回けりあげ、内臓破裂で死なせた疑い。後ろにチワワがいるのに気づくと、突然振り返り、無言でけったという。そのまま立ち去ろうとしたが、通行人の男性(47)に取り押さえられた。
チワワは体高約20センチ、体重約2キロだった。(2008/7/29)(毎日新聞記事より)