嗅覚の鋭い犬の仕事
嗅覚の鋭い犬の仕事
麻薬探知犬など、検疫に役立つ仕事をしている犬達、まさに犬のすぐれた嗅覚を頼りにした仕事の範囲はどんどん広がっています。災害救助犬は生存者の匂いや遺体の匂い、また医学では癌の匂い、北京オリンピックでも採用された火薬、爆弾に反応する犬などがいます。
日本の家屋は木造建築が大部分ですが、なんとシロアリに反応する犬がいるそうです。
シロアリに知らないうちに侵された家に、確実なシロアリ退治が出来て安心ですね。
そう言えば、「シロアリに侵されています」と、業者が勝手に診断して、不法な金額を請求するシロアリ駆除業者がいるとニュースになったことがありましたね。
そんな業者が偽のビーグルを連れて、便乗しないように気をつけて欲しいですね。
アメリカから輸入されたシロアリ探知犬だそうですが、日本でもシロアリ探知犬の育成も可能でしょうね。シロアリ探知犬と書かれたベストを着用して仕事をするんでしょうか。(2008/8/2)(LIVING WITH DOGS)
シロアリ逃がさない 探知犬活躍
シロアリ探知犬と丸山省吾さん シロアリ探知犬「ノア号」の活躍が話題になっている。環境衛生会社が普段は八王子市長房町のドッグスクールに預けており、顧客からの調査依頼に応じて出動するのが日課だ。日本で一匹しかいないという。
この犬はビーグル種の雄で、今年11月9日に満4歳の誕生日を迎える。米国でシロアリ探知犬が活動していることを知った「アサンテ」(新宿区)が、一昨年7月に米国フロリダ州の犬訓練施設からシロアリ退治の秘策として購入した。
中野区や調布市などに出かけ、木材中で生き続けるアメリカカンザイシロアリの発見に功績を挙げている。
調教師のMさん(58)は「嗅覚(きゅうかく)の鋭い犬だから可能なこと。米国では9・11テロ以来、麻薬だけでなく、火薬・爆弾を探知する犬も多くなっている」と話していた。(2008/8/1)(読売新聞記事より)