犬の母性本能(アルゼンチン)

犬の母性本能

人の中には、子供を虐待したり、捨てたりと、はなはだ情けない人間もいます。
動物は種を守るという本能が働きます、人も本来はそうだったのでしょう。でも近頃の虐待事件が報じられると、どうしても犬の素晴らしい母性本能に感心してしまいます。

アルゼンチンで生後数時間の人の赤ちゃんを犬が温めて救ったという話題が有りました。犬は、保護しなければ死んでしまうと本能的に赤ちゃんを温めたのでしょうね。

赤ちゃんを産み落としたのは、まだ幼い14歳の少女とのこと。

犬は幼く子犬を産んでも捨てることはしません。人の子は大人に成長するまで長い年月がかかります。
犬は生後1年ほどで出産できますが、親としての成長もしっかりしていると言うことですよね。

この地球は人が支配しており、何でも人が一番優れていると人は思いこんでいますが、実は、一番ではないことを、犬が教えてくれているように思うのですが、いかがでしょう。
(2008/8/23)(LIVING WITH DOGS)


捨てられた生後数時間の赤ちゃん、母イヌが救う アルゼンチン

南米アルゼンチンのラプラタ市郊外で寒天の中、捨てられていた赤ちゃんを子犬を産んだ母イヌが温めているのが見つかり、赤ちゃんを無事に保護したと、地元警察が22日明らかにした。
住民が20日夜、赤ちゃんの泣き声がすると警察に通報、駆け付けた警官らが赤ちゃんを保護した。
診察した医師らによると、赤ちゃんは生後数時間と見られ、気温2.7℃の屋外では、母イヌが赤ちゃんを温めていなければ死んでしまっていたという。
母イヌは6匹の子犬と一緒に赤ちゃんの面倒を見ていた。警察によれば、赤ちゃんが捨てられていた場所から、母イヌが約50メートルほど口でくわえるなどして運んだとみられ、子犬と一緒に守っていたという。この母イヌが野良犬なのか飼われているのかは不明。
赤ちゃんには、すり傷とひっかき傷などがあったが、命に別状はない。赤ちゃんが保護された翌日、14歳の少女が母親だと名乗り出たが、赤ちゃんを捨てた詳細などについては多くを語ろうとしていないという。 (2008/8/23)(CNN記事より)



冬の屋外に捨てられた赤ちゃん、犬小屋の中で無事発見

アルゼンチンで14歳の母親が冬の屋外に捨てた新生児が、犬小屋の中で母犬や子犬たちと一緒にいるところを無事発見された。同国のメディアが22日に伝えた。
ナシオン紙によると、農業を営むファビオ・アンゼさんは21日、飼い犬「チャイナ」の子犬たちと一緒にいる裸の赤ちゃんを発見。警察に通報し、赤ちゃんは病院に搬送された。
病院の責任者は報道陣に対し、発見時の赤ちゃんは生後わずか数時間で、いくつかのあざはあったものの健康状態に問題はなかったと述べた。
今回の騒ぎが起きたのはブエノスアイレスから南に約60キロ離れた場所で、夜間の気温は凍えるほどには寒くはならない。
警察はその後、14歳の少女が夜間に屋外で出産したことを突き止めた。この少女が赤ちゃんを犬小屋の中に置き去りにしたのか、母犬が発見して犬小屋に連れ帰ったのかは明らかになっていない。(2008/8/23)(ロイター記事より

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