放置糞からDNA分析で飼い主探し(イスラエル)

放置糞からDNA分析で飼い主探し(イスラエル)

世界中、どこの国でも道路の放置糞は悩みの種です。

イスラエルでは放置糞を分析して飼い主を捜し、賞罰を与えるそうです。
そのために、飼い主に、飼い犬の口からDNAを採取する要請をしているそうです。

でもちょっと疑問。
確かに、放置糞から犬の特定をはかるには、DNA検査をすることで犯人はすぐ分かるけど、その費用と手間はどうなんでしょうか?
またDNA採取の要請に従わない飼い主がいたら当てはまらない糞だらけになるし。

また、パリのように道路のあちこちに放置糞があるような都市では分析して犯人を特定するにしても無駄なような気がします。

日本も、都心では夜間、誰も見ていない場所で放置糞は多く、お散歩コースには必ずいくつか遭遇します。日本では、絶対にDNA採取を拒否する飼い主が多いように思えるのですが。

また、Petah Tikva市に住む全頭がDNA検査をしないと特定できないわけだし、また隣の市の犬がした糞の場合はどうする?なんて考えると意味がないようにも思えるし。
個々の犬のDNA検査の費用、たくさんの放置糞の検査は市の予算でする訳でしょうから、1頭毎のDNAを特定するって、余計なお世話ですが、よほど予算が余っている役所でないと無理だと思うのですが。

まあ、これで放置糞が減ってきれいな街を作れればもちろん良いのですが、予算オーバーでこの政策は中止なんてことにならないかしら。
犯人からは罰金を取り、特定のゴミ箱に入れた優良飼い主さんには報償がもらえるとか。(2008/9/17)(LIVING WITH DOGS)


イスラエルで犬のふんをDNA分析し飼い主判定

イスラエルの都市で犬の落とし物をDNA分析して飼い主を判定し、賞罰を与えることになった。

テルアビブの郊外にあるPetah Tikva市では、今週から6カ月の試験的なプログラムとして、市の獣医に犬を連れて行き、犬の口からDNAを採取してもらうよう飼い主に要請している。

市は犬のDNAデータベースを作成し、登録されている犬とふんを照合して犬の飼い主を特定する予定。

 犬の落とし物を拾って特定のごみ箱に入れた飼い主は、報償としてペットフードのクーポン券や犬のおもちゃがもらえる。一方、街角の足元に見つかった落とし物がDNAデータベースに登録されたペットの犬と適合した場合、飼い主に市から罰金が科せられる可能性がある。(2008/9/17)(ロイター記事より

サブコンテンツ

カテゴリー

このページの先頭へ