糞からDNA「容疑者特定」(イタリア)
糞からDNA「容疑者特定」(イタリア)
イスラエルで発表された放置糞からDNA分析で飼い主探しがなんとイタリアで採用されるそうです。
かつてローマやベネチアでも、遺跡のある素晴らしい街に必ずあった放置糞、踏まないように歩くのが大変でしたけど、トリノの近くの町ベルチェッリで、登録されているすべての犬のDNAデーターを作成して容疑者を特定し罰金を科すそうです。
DNA検査の費用は町の公費で?徴収される罰金よりも検査費用の支出が上回るとか。
日本も、「犬の糞を拾いましょう」と言う看板の前に放置糞があるような状況です。
心ある飼い主さん達は、「うんうんウォーク」などを、様々な地域でボランティアで地元の公園の美化運動を行っています。
糞を拾う人はいつも拾い、拾わない人は人の見ていない状態をねらって放置する。
このような状態は一体いつまで続くのでしょうか。(2008/9/24)(LIVING WITH DOGS)
イタリアの町、イヌのふん「容疑者特定」にDNA採用へ
イタリア北部の町が、飼いイヌのDNAのデータベースを作成し、路上に置き去りにされたふんの「容疑者」を特定、該当したイヌの飼い主に罰金を科すという町のクリーンアップ作戦を計画している。
スタンパ紙によると、トリノ近郊、人口4万5000人の町ベルチェッリでは、同町で登録されているすべてのイヌのDNAデータを作成し、舗道や公園に置き去りに去れたふんから「容疑者」を特定、ふんの後始末を怠った飼い主に罰金を科すことを計画している。
環境担当の町会議員は、同紙に対し「(ふんの後始末を促す)看板などが十分でないなら、われわれは遺伝子による対策を試すことになる。きれいな町にしたいからだ」と語った。
同紙によると、DNAテストには約13ユーロ(約2000円)がかかり、その費用は徴収する罰金を上回ることになるという。(2008/9/24)(ロイター記事より)