チワワの大量放棄
チワワの大量放棄
今や日本は小型犬人気で、街を歩けばチワワにあたると言うくらいにチワワが増えています。一時の、ハスキー人気、ゴールデン人気、ミニチュアダックス人気よりも総量は多いかもしれませんね。当然ながら、保健所に持ち込まれるチワワも増えています。
八王子市で数日に渡り、合計17頭ものチワワが捨てられ保護されているそうです。どう考えてもチワワの繁殖を行っていたブリーダーが不要犬を放棄したのでしょう。
チワワ人気が少し下火になってきているようですが、小型犬といえどもお散歩の必要、しつけも必要です。ただ小さくて飼いやすいからとペットショップの売り文句で飼い始めた飼い主は、小さくても犬である事、命があることにやっと気づいたのでしょうか。
それにしても、ペットショップでの生体販売が続く限り、情けないブリーダーが繁殖犬を捨てるケースはまだまだ続くことでしょう。(2008/10/23)(LIVING WITH DOGS)
東京・八王子市でチワワを相次いで保護 捨てられたとみられるチワワは合計17匹
東京・八王子市で10月9日以降、チワワが相次いで保護された。チワワは捨てられたとみられ、17匹見つかった。
9日午前4時ごろ、八王子市の大通りに面するコンビニ前で、通行人が歩いているチワワを発見、もしかしたら迷子かと思い、車にひかれないようにひもで街灯につないだという。
その後、通報を受けた保健所の職員がチワワを保護した。
しかし、その後、1匹目を保護した場所から900メートル離れたところで、6匹のチワワが保護された。
チワワを保護した八王子市保健所の担当者は「通常の成犬といわれる年齢の大人の犬でした。(通報した人が)1匹捕まえてなでていたら、ほかのチワワたちが、わたしもなでて、僕もなでてという形で集まってきた」と語った。
10日にも近くの路上で3匹が保護された。
さらに調査を進めると、9日から13日にかけて住民らが迷子のチワワを7匹保護していることがわかった。
およそ半径1.5km圏内で保護されたチワワの合計は17匹にのぼった。
チワワを保護した人は「(13日にチワワが)ネコに追っかけられてたらしくて、(飼っている犬の)ドッグフードを食べたので、家に連れてきた」と語った。
ペットショップによると、犬の種類によって人気に波があり、2002年から2006年ごろまでがチワワブームだったという。
ペットショップN代表は「チワワの人気は下火になってきている。成犬になると販売はしづらいです。繁殖をしている方が、ブームが去って、飼育放棄してしまったのかなと思います」と語った。(2008/10/22)(Yahooニュースより)