フォスターファミリー体験記 – Rosie(1)

フォスターファミリー体験記 – Rosie(1)

この2ヶ月近く主人の手術とその予後などでフォスターをお休みしていましたが、今日ひさびさに新しい仔がやってきました。どういうわけかカメラを見せると逃げ腰になってしまい、あまり良い写真が撮れませんでしたが、Rosieという名の3歳ぐらいのとってもかわいいボーダーコリーの女の仔です。

前回の一時預かり犬Lilahを家に連れ帰ったときに、玄関先でDaisyがLilahを威嚇してしまった経験から、今回はDaisyを連れてRosieを迎えに行きました。今日は Southwest Washington Animal Shelter から犬4匹と猫5匹を引き取ってきたそうで、しかも今日(木)は犬猫の避妊手術の日とあって、OFOSAの会長宅は人間と動物でごった返していました。Daisyはうちに新しい仔を連れてくるのではなく、こうして他所で引き会わせたので、初対面でもRosieを威嚇することもなく、帰りの車の中でも2匹ともとても良い仔でした。特に最近Daisyがますますよそに犬に対して守りが堅くなってきていたので、このやりかたは正解でした。

さて、Rosieはとってもおっとりした性格で、ある程度の躾けがすでにできているようです。シェルターに連れてこられた理由は、飼い主夫婦が離婚して飼えなくなったからとのこと。離婚に際して、犬の親権を争うのならまだしも、まるで厄介者のように捨てられるなんて本当に腹が立ちます。ましてRosieは充分な運動をさせてもらっていなかったのか、あるいは食べたいだけ食べさせていたせいか、かなりの太りすぎ。最低10ポンドは減量したいところです。

夕ご飯は、うちの3匹がガツガツと噛まずに飲みこんでしまうのに反し、Rosieはドッグフードの一粒一粒をカリカリとお上品に食べます。しかも先に食べ終わった3匹を気にしてすぐに止めてしまうので後半は私が手渡しで食べさせてあげました。トリートも鴨のジャーキーは食べるくせに普通のドッグビスケットは食べずに口からポロっと落としてしまいます。たぶん一人っ子でかなり贅沢な食生活だったのでしょう(笑)。我が家で暮らすうちに少しは競争心が出てくるのでしょうか。

私達の食事の間は、良い仔で食べ物をねだったりすることなく伏せをしておとなしく待っていられました。”Sit””Down””Stay”はマスターしているようです。また幸いトイレトレーニングはしっかりできているようで、今のところ粗相は一度もありません。そうそう、猫のOliverとも仲良くできるので、それもちゃんと記録しておかなければ。

一時預かりの仔が来るたびに、一体ここにくるまでどんな生活をしていたのだろうといつも考えてしまいます。過去は変えられなくても、未来は私達の手にかかっているのだと思うと、きっといい飼い主を探してあげようと楽しみに思えるようになりました。

食後、2匹ずつもうすっかり暗くなった近所をぐるっと一回り散歩してきました。Rosieは引っ張り癖があり、しかも体重が重いので、かなり力がいります。そして太りすぎのせいか、ハアハアと息遣いが荒いような気がします。やっぱり減量は必要ですね。

まだうちに来て数時間しか経っていないのにすっかりママっ仔になってしまい、今日は私の後を4匹が付いて廻っていました。今は皆静かに眠りについたようです。”Good night, Rosie”今夜はシェルターの硬い床ではなく柔らかいおふとんの上で、ゆっくりお休み。(2008/11/8)(Holly,Noah&Daisyのママ)

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