誤った犬の飼い方、育て方

誤った犬の飼い方、育て方

日本中であちらこちらで犬による咬傷事故が起きています。悲しいニュースがありました。10歳の女の子に2週間の怪我を負わせてしまいました。この女の子は今後、犬は怖い動物と一生トラウマに悩まされることでしょう。

犬は正しい飼い方をされていれば、攻撃的になることはありません。

以下の新聞では、鎖で繋ぐなどの安全管理を怠ったとありますが、鎖で繋いで飼うこと自体動物虐待です。

犬は人と共に暮らすことで、社会のルールを覚え、咬んではいけない事を学びます。
繋いで飼い、滅多にお散歩も連れていかず、ご飯だけもらっているような犬は、人を信じることが出来ないのです。そんな犬は、急に綱が放れたとき、どうしたら良いか判りません。そんなとき側に人がいたら、襲われるのではと、自分を守るために行動を取ります。
近年「日本の犬との暮らし方」が随分広まっては来ましたが、まだまだ、犬は外、繋いでという誤った飼い方をしている人が多く、また新聞やTVの報道でも繋いで飼うことが安全と言うような間違った解釈をしています。

家の中で家族として一緒に暮らすことで、犬は社会性を学び、人を襲うことなぞ決してしないのです。

基本的にはLWDは外飼いをしないでほしいのですが、日本の畳文化には犬は外という概念がまだ根強く、だったらせめて犬舎の中で繋がずに飼ってほしいと思います。
そして必ず、飼い主の責任として、散歩、訓練、食事管理、医療を全うしてほしいですね。(2008/11/13)(LIVING WITH DOGS)


重過失傷害:犬を放し飼い、女児にけが 飼い主を逮捕−−室戸署 /高知

放し飼いにしていた犬が女児にかみつき、けがをさせたとして室戸署は11日、飼い主の室戸市元、無職、I容疑者(56)を重過失傷害の疑いで逮捕した。I容疑者は容疑を否認している。
調べでは、I容疑者は先月17日午後5時ごろ、自宅で飼っていた雑種の中型犬5頭を鎖でつなぐなどの安全管理を怠ったため、1頭が外に逃げ、市道を友人数人と下校中の小学4年女児(10)の右太ももにかみつき約2週間のけがを負わせた疑い。女児の家族が同日被害届を出した。
県安芸福祉保健所などによると、今年5月、付近住民から「保育所や小学校の通学路で犬が徘徊(はいかい)しており危険」と相談があった。同保健所が県動物愛護条例と狂犬病予防法に基づき、安全管理や狂犬病の予防注射を徹底するようこれまで2回、I容疑者に誓約させたが、履行しなかった。同保健所は今月11日までに5頭を押収した。
同署は再三の注意・指導にもかかわらず放置し、けがをさせたことに重い過失があると判断した。(2008/11/12)(毎日新聞記事より)

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