誤った育て方<猟犬>
誤った育て方<猟犬>
猟犬が起こす咬傷事故は、これまでもたくさんありますが、昨日も悲しい事故がありました。
猟犬だからと猟欲を高めるために、しつけは必要ないと馬鹿なハンターは思いこんでいるようです。
犬は猟をする犬でもしつけは必要です。猟犬として才能のある犬は、当然ながら訓練性も高く、咬んで良いモノ、いけないモノの区別はつきます。
まだ1歳の雄犬、「縄で繋いで飼っていた?」ただ繋いで飼って、何も訓練もせずに解禁になったからと言って突然放して、何が猟犬でしょう。本能だけでハンティング出来る犬なんていません。
猟犬だから、と言って、しつけをしないハンターは猟銃はもてても、犬を使った猟はしてはならないと思います。
日本でしっかりと犬の教育を行ってハンティングできる人はどんどんいなくなってしまうのでしょうか、悲しいですね。(2008/11/16)(LIVING WITH DOGS)
猟犬の咬傷事故
<猟犬>小1女児、かまれて重傷 岡山・備前の公園
15日午後1時半ごろ、岡山県備前市吉永町今崎の公園で、突然現れた猟犬に近くの小学1年の女児(6)が顔や頭などをかまれて重傷を負った。助けようとした小学6年の女児(12)も両腕をかまれて軽傷。
県警備前署の調べでは、猟犬は体長約1メートル、体重約25キロの雄(1歳)。狩猟解禁のこの日、イノシシ猟のため飼い主のトラック運転手の男性(44)が自宅の裏山で放したところ、姿が見えなくなった。直後に約300メートル離れた公園から悲鳴が聞こえたため、男性が駆けつけると、遊んでいた子ども5人のうち2人に襲いかかっていたという。
男性は普段、猟犬を縄につないで飼っていたという。同署は業務上過失傷害容疑の可能性もあるとみて男性らから事情を聴いている。 (2008/11/15)(毎日新聞記事より)