愛犬にサプリあげてますか?
愛犬にサプリあげてますか?
先代のトレーシーの頃は、サプリ攻めというくらいサプリメントをあげていたように思い出します。オメガ、核酸、身体に良いもの、これはと言うもの、ガンに効く?と思われるサプリ。ある獣医師に、すべてのサプリが本当に効いているかどうか聞いてみたことがありましたが、彼は、そのサプリに手をかざし、まるで気功士のような仕草で、○と△くらいですね。と語りましたっけ。もうトレーシーが病状も進んだ最後の頃でした。
このころは、ゲリも続き、食べたモノはすべてガンのための栄養となっていました。
私が、昨年8月に発病して、退院してから、関節に良いモノとしてサプリメントを飲み始めましたが、なんとゲリをしてしまいます。サプリメントが身体に合わず、ゲリをしたのですが、思わずトレーシーの状況を思い出し、済まないことをしてしまったと思ったものでした。
サプリ攻めにするよりも身体に良い食事をあげることのほうが大切だとあらためて感じたモノでした。
現在は、マリヤもカレンも健康そのものです。
私が朝、昼、晩と飲んでいる薬を、マリヤは興味津々です。闘病中は、抗生剤や痛み止めなど、もしも誤飲したら大変なので、薬をセットするときは部屋を隔離して行いました。
普段からマリヤはいつも私の机の下に伏せしているので、落ちたらすぐ口にいれますので、マリヤが側にいるときは薬に一切さわれません。
今は飲んでいる薬もお腹の薬くらいなもので、もしも誤飲しても全く問題のない薬となりましたが。
人の飲んでいる薬を犬が誤飲する事故は結構頻繁にあります。
まずは犬の口が届くような場所に、薬を置かない事が賢明でしょう。(2008/11/20)(LIVING WITH DOGS)
◆人間用のサプリメントや薬はペットに使ってもいいの。
◇死ぬ恐れ、絶対だめ
◇鍵かけ保管、近くで飲まない…徹底して
「そもそも人間と動物は体の仕組みが違う。かえって治療の妨げになるので使わないでほしい」と話すのは、ペット栄養コンサルタント「サンラボ」のチーフアドバイザーで獣医師のSさん。人間の虫歯予防に使われるキシリトールを大量に摂取した大型犬が死んだ例もあるという。「人間には効果があっても、動物には毒になる場合もある。手が届かない場所でしっかりと管理して」
人間のサプリメントをペットが食べて死んだケースもある。国民生活センターには06年度、老化防止やダイエットに役立つとされる「α(アルファ)−リポ酸」を猫が食べて死んだという苦情が3件寄せられた。いずれも商品にペットが誤飲した際の危険性は表示されていなかった。
α−リポ酸は人間の場合、吐き気や頭痛などの副作用が起きるが、猫は肝細胞を破壊されることがある。04年に発表された米国カリフォルニア大学の実験によると、その毒性は人間と比べて猫の方が10倍以上も高かったという。
同センターに寄せられた事故は、飼い猫が商品の袋をつめや口で開けて食べてしまったのが原因だった。α−リポ酸は猫が好む特有のにおいがあるため、こうした事故が起こりやすいと考えられる。
Sさんは「動物の行動力は、時に飼い主の想像を超えてしまうので、薬やサプリメントは徹底的な管理が必要。また、薬を飲む時はペットの近くは避けて」と呼びかける。
誤飲防止対策としては、▽簡単には開けられない容器に入れ、鍵のかかる場所に保管する▽人間とペットが食事する場所をなるべく離す▽薬はペットが近づけない場所で飲み、誤って落とさないように注意する−−を挙げる。
ではペットが薬を誤飲してしまったらどうするか。動物救急を受け付けている東京都杉並区の獣医師、MSさんは、動物病院に電話して指示を仰ぐことを勧める。水を飲ませるのか、吐かせるのか、すぐに専門的な治療が必要なのかは、薬の種類や量、経過時間にもよるという。「特に血圧や心臓の薬、睡眠薬などは吸収が早いので、なるべく早い処置が大切」
飲んだ直後の犬や猫の応急処置としては、頭をつかんで背骨側に反らして口を開かせ、のどの奥に体重に応じた量の塩を水を使わずに一気に入れる。「食塩は小型犬なら小さじ1、2杯程度。塩分は動物の体に良いものではないが、異物と一緒に吐くので、やむを得ない場合の手段として知っておいて」と話す。(2008/11/19)(毎日新聞記事より)