犬に感情はあるの?

犬に感情はあるの?

我が家は姉妹犬2頭と暮らしていますが、この子達はお互いの存在を、時には喧嘩相手、時には遊び相手、と上手につきあっているようです。ただし、そこに人が介入するとちょっと異なる関係になります。マリヤはお母さん子なので、私が側にいるとカレンよりも自己主張が強くなります。
マリヤは生後3ヶ月から一緒に暮らしていますので、私たち夫婦に甘えるのは自然です。ところがカレンは10ヶ月で家族になりましたので、2頭の関係は色々なパターンで様々な行動がうかがえます。

出来るだけ、2頭に対して公平に接してはいますが、マリヤは先住犬であるので最初にを心がけてはいますけど、興味深い反応があるんですね。

犬が嫉妬したり、いじけたり、すねたりという、人と同じ様な感情を示す事などあり得ないと、思いこんでいる方も多いとは思いますが、実は犬の感情表現はとっても豊かです。
マリヤが私に甘えるときは、カレンは嫉妬をむき出しにしますし。マリヤはというと、私がカレンの耳掃除をしているとすねます。

まあ、二人ともおおらかで元気な甘えん坊さん達だから、深く落ち込むことは無いんですけど。

そんな犬の感情を研究した動物心理学者がいるそうです。わざわざ研究しなくても、毎日愛犬たちの行動を見ていると犬達の感情は感じるんですけどね。(2008/12/10)(LIVING WITH DOGS)


犬にも不当な状況を察したり嫉妬する感情

オーストリアの研究者らが8日、犬も不当な状況を察知したり、嫉妬に似た感情を表すことができるとの研究結果を発表した。

研究を主導したウィーン大の動物心理学者、Friederike Range氏によると、ほかの犬が芸をしておやつをもらったのに自分はもらえなかった場合、不機嫌になったり「お手」を拒んだりすることが確認された。同氏は「われわれが普段動物に対して考えているよりもずっと複雑な感情だ」と述べた。

また、ほかの犬がもらっているのに自分は褒美がもらえない場合、体をなめたり引っかいたり、ストレスを感じている様子を見せたという。
研究報告は「Proceedings of the National Academy of Sciences」に発表された。(2008/12/9)(ロイター記事より)

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