家庭犬にとうとうクローン犬

家庭犬にとうとうクローン犬

クローンの実験は牛や豚からはじまって、犬も進められていました。
商業的な競売でクローン犬を作る権利を得たフロリダ在住のご夫妻に愛犬の生まれ変わりが届いたそうです。

皆さんは亡くした愛犬をクローンで生き返らせたいと思いますか?

私は、もしも今、故トレーシーが姿形が同じで戻ってきたら一時は確かに嬉しいかもしれません。しかし、クローン犬には同じ過去の共通体験はありません。
トレーシーと共に歩んだ思い出は永遠のものです。そしてその思い出にピリオドを打っているのに、また新たなトレーシーとの体験を上書きしたいとは思わないです。

クローン技術の開発は何を目的としているんでしょうか?優秀な遺伝子を保つと言うことなんでしょうかね。
まあ、大金もかかることですが、生まれたクローン犬を亡くした愛犬と同様に愛して生涯を全うさせて下さいねとしか言えないですね。(2009/2/3)(LIVING WITH DOGS)


フロリダ夫妻が依頼したクローン犬届く 競売で権利を落札

失った愛犬の「生まれ変わり」を米バイオ企業に発注していた米フロリダ州の夫妻のもとに、このほど待望のクローン犬が届けられた。夫妻は昨年、インターネット上での競売で、クローン犬を依頼する権利を15万5000ドル(約1380万円)で落札していた。
子犬を受け取ったのは、同州ボカラトンに住むエドガー・オットーさんとニーナさん夫妻。1年前にがんで死んだラブラドール・レトリバー「サー・ランスロット」のクローンを、カリフォルニア州の企業バイオアーツ・インターナショナルに依頼していた。競売にはほかに4家族が入札した。
「親犬」の名を取って「ランシー」と呼ばれる子犬は、同社が提携する韓国の研究機関、スアム生命工学研究院で10週間前に誕生。先週、バイオアーツのルー・ホーソーン会長が直接、夫妻宅へ届けた。同社によれば、ランシーは「商業目的で生まれた初のクローン犬」。現在、さらに6件の依頼を受けているという。
「たくさんの犬を飼ってきたけれど、サー・ランスロットは一番人間に近く、犬の王子と呼べる風格があった。DNAは5年前に凍結していた」と、夫妻は語る。
クローン犬の商業化に対し、動物愛護団体のヒューメイン・ソサエティは「社会的価値がなく、動物を苦しめる結果となる恐れもある」と反対を表明している。「ただでさえペットの増えすぎが問題になっている時代だ。また、遺伝子を複製しても外見の特徴や性格が同じになるわけではない」と批判する。
これに対し、オットー夫妻は「亡くした犬とまったく同じというわけにはいかないかもしれないが、遺伝子が複製されただけで十分。違う面があってもかわいがることに変わりはない」と話している。 (2009/2/2)(CNN記事より)

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