映画「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」

映画「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」

マーリーの試写会に行って来ました。本「Marley & Me」の映画化です。このストーリーは、犬と暮らす毎日の何気ない出来事です。


この映画を見ながら、我が家の愛犬との思い出が走馬燈のように浮かんできました。カフェテラスの椅子に愛犬を繋いでいたら、突然走り出したり。「そうそう、そんな事もあったわね」、「トイレの水は飲んじゃダメって何度も言ったっけ」、「半端じゃないやんちゃぶりに困り果てた事が何度もあったよね」。だけどいつか犬は年老いて病気になって…..。

LIVING WITH DOGS でかつてメーリングリストを開催していた時に、愛犬の困ったちゃんぶりを皆さんが披露してくれました。「壁が破壊された」「ソファーは破かれ綿が飛び散った」「シーツはびりびり」「雷の音を怖がってパニックになる」「靴やスリッパは何足も食べられた」「ローストビーフの塊を食べられた」「釣り針を飲み込んで何日もウンチをチェックした」「テーブルの上のお札を食べられた」「コンセントを食べられた」「電話線がかみ切られた」「ガラス窓を破って外に飛び出した」「ドアが破壊された」等々。

皆さん、こんな破壊行動を、嬉しそうに楽しそうに語ったものでした。犬と暮らす人は自然とおおらかになっていくのでしょうかね。愛犬が破壊した行動をまるで勲章のように誇らしげに語るんですものね。

「仕事が忙しくて犬の面倒をみるのが負担になってきた」と悩んだ時期もあったり、そんな時を乗り越えながら、どうにか毎日を暮らしていくうちに、犬がかけがえのない大切な家族の一員であることに気がつくんですね。
犬と暮らす方にとっては、この映画は涙と笑いでしょう。そして愛犬との暮らしをあらためて素晴らしいと思うことでしょう。

そして犬と暮らしていない人は、結婚して、子供が出来て、そして夫婦の関係がその時その時に変化していく、この映画では偶然にも犬を通して、これって人生なんだって思うことでしょう。

犬と暮らすことをこの映画は勧めているわけではありません。むしろ犬と暮らすことは責任が伴うことを知らしめているようにも思います。

この映画の言いたいことは「家族の絆」なのかもしれません。

登場するマーリー役のラブラドールは子犬から少年期、青年期、老犬とたくさんの犬が登場します。顔がそれぞれ違うのですが、それは仕方がありませんよね。短い期間に13年の犬の一生を撮影するのですから当然です。

見終わった後、とっても自然で温かい気持ちになれるのはこの映画のマーリー達が変に作られ過ぎていないという事でしょうか。

犬好きな人はもちろんのことですが、犬嫌いな人も、是非この映画を見て泣いて笑って下さい。


3月27日(金)TOHOシネマズ スカラ座他 全国ロードショー

映画 「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」公式サイト

近日中に当サイトで、試写会チケットプレゼント を開始致します。
ご期待下さいね。

(2009/2/5)(LIVING WITH DOGS)

 

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