リンパ腫に骨髄移植
リンパ腫に骨髄移植
犬の医療の状況は、ずいぶん進歩はしてきましたが、なかなか人並みの治療は出来ないのが実状です。そんな状況の中、米国でリンパ腫のGRに骨髄移植が行われたというニュースがありました。愛犬がリンパ腫という飼い主さんは多いと思われますが朗報だと思います。
ただ費用は1頭あたり、約146万円とのこと、この費用を出せる飼い主さんしか選択できません。
我が家だったらどうかな?まだ愛犬が若くて10年以上生きて欲しいと考えたら思い切って費用を捻出するかもしれません。
だけど、10歳を超えていて、犬自体の余命を考えたら選択しないかもしれませんね。
でも、その時になったら、骨髄移植の道もある、という選択肢があるという認識がもてて良かったと思います。
人の癌の早期発見診断、PET診断も動物医療にやっと使用がというニュースもありましたよね。
人並みの医療を愛犬に受けさせたいと思う飼い主さんはたくさんいます。もっともっと進歩してほしいですね。(2009/3/4)(LIVING WITH DOGS)
米国でリンパ腫の犬に骨髄移植、一命とりとめる
米国でリンパ腫を患っていた犬が骨髄移植の手術を受け、一命をとりとめたことが分かった。
ノースカロライナ州立大学獣医薬学の腫瘍学専門スティーブン・サッター准教授は、リンパ腫で余命が長くなかったゴールデンリトリバーのコーディー(8)に骨髄移植手術を行った。
同准教授によると、リンパ腫は犬のがんとしては最も多いものの1つで、化学療法では数年の延命効果が見込めるが、再発の可能性が非常に高いという。
犬への骨髄移植は1匹当たり1万5000ドル(約146万円)。コーディーは今月初めにも退院し、シカゴの家に戻る見通し。 (2009/3/4)(ロイター記事より)