忠犬ハチ公の命日
忠犬ハチ公の命日
ハチ公が亡くなって74年も経つのに、今でも偲ばれています。
ハチの命日には毎年、地元商店街や銅像維持会の人たち、渋谷駅の関係者が墓参りをするそうです。
そのお墓は、飼い主であった上野教授の青山墓地のお墓の隣りにあるそうです。
人用の墓地に犬のお墓を作ることが憚れた時代であったのではと思うのですが、有名になったハチだからこそ可能だったのかななんて思います。
剥製は上野の科学博物館にあり、私は子供の頃、良く科学博物館に行きましたが、そのたびにハチを見ていました。
アメリカでハチが映画化されます。リチャード・ギアが飼い主の教授役だそうです。ストーリーは飼い主を亡くした後も駅で待ち続けるハチなんでしょうけど、どのように表現されるか楽しみですね。
本物のハチは、亡くなった後、剥製になり、銅像まで出来ましたが、晩年は野良犬状態でした。食べ物は屋台の主人やお客からもらってはいましたが、焼き鳥は串毎あげられたため胃の中に何本も串が刺さっていたそうです。それでも13歳まで生きられたのですから、当時の大型犬の寿命を遙かに超しています。(2009/3/11)(LIVING WITH DOGS)
ハチ公 命日ヒット祈願
渋谷のシンボル・忠犬ハチ公の命日にあたる8日、地元商店街などでつくる「忠犬ハチ公銅像維持会」のメンバーら関係者約30人が、港区の青山霊園にあるハチの墓参りに訪れた。
秋田犬のハチは、急死した飼い主の帰りを渋谷駅で待ち続け、1935年3月8日に死んだ。ハチの墓は、青山霊園にある飼い主の上野英三郎・東京帝国大学教授の墓の隣にあり、銅像維持会やJRの関係者らが毎年、命日に墓参している。
今年は、忠犬ハチ公の逸話をリメークしたハリウッド映画「HACHI 約束の犬」が8月8日に全国公開される予定で、配給元の松竹やテレビ局関係者も参列、映画ヒットを祈願した。ハリウッド版映画の舞台は米国に置き換えられているが、日本の忠犬伝説をベースに制作され、リチャード・ギアが教授役で主演する。
同日は、渋谷駅前に設置されている銅像を制作した彫刻家の安藤士(たけし)さん(86)も訪れ、「米国は犬を大事にする文化があるので、ハチ公の話も十分受け入れられるはず」と話した。(2009/3/9)(読売新聞記事より)