犬が原因で殺人事件まで発展する?

犬が原因で殺人事件まで発展する?

古くは、埼玉の愛犬家殺人というおぞましい事件があった。この事件は生体販売業の人間が起こし、未だに上告が続いている。

また、大阪の愛犬家連続殺人事件という自称訓練士が5人もの人の命を奪っている。

記憶に新しい厚生次官殺傷事件は、犯人は昔飼っていた愛犬の復讐として、逆恨みをし、自分がこの世に生きて「最後に目立つため」としか思えないような、残虐な殺人事件を起こした。被害者はまったく身に覚えのない無関係な人達であった。
かつて飼われていた愛犬はさぞやがっかりしていることであろう。
元々、何故愛犬を保健所に渡すような飼い方をしていたのかの当時の暮らしぶりの反省も全く見られない、あまりにも身勝手な行動である。

そして、先日のアメリカで起きた警察官3名が亡くなった銃撃事件が、なんと、犬が部屋に尿をしたことが言い争いの原因であることが判った。

この事件は、咄嗟的に起こした犯罪と言えるが、またもや何にでもすぐに切れる人の起こした事件である。

かつての日本のバブルの時代に起きた2件の愛犬家殺人事件は、犬が金になる?という信じられないような時代背景があった。

厚生次官殺人事件、ピッツバーグ事件、同じようには語れないが、不況で身の置き所のなくなった人間、切れやすい人間、少しでも理由になる起爆剤があれば爆発すると言うような事件であるが、残念なことに犬を理由にされている。(2009/4/8)(LIVING WITH DOGS)


犬の放尿でもめ警察に通報、ピッツバーグの3警官殺害事件

ペンシルベニア州ピッツバーグ市内で4日早朝起きた、家庭内トラブルとの連絡で出動した警官3人が銃撃を受け死亡した事件で、地元署は5日、警察への通報はペット犬の放尿がもめごとの一因だったことを明らかにした。
他の警官3人が負傷している。容疑者の男(22)は母親と住んでいる自宅で約4時間、警官隊と銃撃戦を展開した後、投降していた。

警察への通報は母親で、「息子のせいでつらい目に遭っている」などと説明。事件当日の朝、犬が床に放尿したことに怒り、息子を起こし、なじったことから口論に発展。母親はこの後、息子を家から追い出すため、警察に連絡していたという。犬は息子が飼っていたらしい。
通報を受けた母親の自宅を訪れた警官に息子は発砲、応援の警官らにも銃弾を浴びせていた。男は防弾チョッキを付け、寝室の窓から100発近く発砲していた。 (2009/4/7)(CNN記事より)

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