インドネシア・バリ島で狂犬病発生

インドネシア・バリ島で狂犬病発生

バリ島で6人が狂犬病を発症しました。その結果、島に放浪している犬達1000頭以上が殺処分されました。
バリ島の犬達は野良犬ばかりではなく、放し飼いされているいわゆる路上犬が多いのです。

狂犬病を予防するには、日本のように飼い犬に狂犬病ワクチンを徹底していくこと、また人が狂犬病ワクチンを接種することで予防が可能です。

しかし、実行できない国がとても多いのが現状です。中国しかり、アフリカ諸国しかりです。アメリカも狂犬病発症国です。

バリ島は小さな島ですから、バリ島に住む犬達にすべてワクチンを接種することで、かなり具体的に予防が出来るものと思いますが、当局は殺処分を押し進めようとしています。
バリ島での無差別な放浪犬の殺処分を阻止すべく署名運動が起こっています。
(2009/3/24)(LIVING WITH DOGS)



<バリ在住の方からのメール>

《動物を愛し、守りたいと思って下さる方々へ》

私はバリに在住しておりますアメリカ系の日本人です。
バリにはローカル犬と呼ばれているストリートドッグが何千頭も生息して、人間と共存共栄して暮らしております。
しかし、狂犬病の発症が1頭確認(本日現在2頭との連絡有り)されたことをきっかけに、インドネシア政府はストリートドッグの一掃を決定し、先日も、観光客の多い地域の犬が約1000頭捕獲され処分されました。

野良犬たちが自由に暮らしている風景こそが、今や忘れられた平和の象徴なのだと、私達バリで暮らす外国人はあらためて実感しております。

このバリ犬たちを何とか救いたいと、私達は立ち上がりました。
アメリカ、イギリス、ドイツ、イタリア、フランス、スイス….などなど、国籍をこえてインドネシア政府に対してこれ以上の動物虐殺をストップして欲しいと、インターネット署名運動を実施しております。

現在はこの運動にWSPA USAが協力してインドネシア政府に署名メールを送るというシステムを、バリ犬を救うための運動をバックアップしてくれています。

今、世界中の動物愛護協会および個人の方々からの署名メールがインドネシア政府に送られています。
このシステムは、名前、メールアドレスを入力して送信して下さるだけで、直接、インドネシア政府に送信できるというシステムになっております。

どうか、一人でも多くの署名が集まるようにご協力頂ければ幸いです。
人間はいったい、いつから、自分達の都合で動物達の命を絶つという身勝手な考え方、行動を容認してしまうようになったのでしょう?
この美しい星、地球に住まわせてもらってる生き物は人間だけではありません。

下記URLにアクセスしてインターネット署名にぜひともご協力下さい。

動物達の安全を守るために私達が国籍を超えて協力しあえることは、これからも各国でいっぱいあるはずです。

-Urgent action: save BaliA’s dogs-


 

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