犬の洋服はおしゃれの為?
犬の洋服はおしゃれの為?
我が家は、先代のGRトレーシーには、レインコートだけ着せていました。
雨で被毛が濡れることを防ぎ、お腹が泥だらけにならないように着せていました。
しかし晩年は、真冬の寒さを防ぐために、フリースと風よけのコートを購入しました。大型犬には服なんて必要ないと当初思っていたのですが、老犬にはやはり少しでも温かくしてあげたいと思ったものでした。
マリヤとカレンが我が家に来てからは、犬用のTシャツは防寒と言うよりは、毛が飛び散らないように、また暑い日は直射日光を避けるために着せています。我が家の場合は、主に旅行先で着せることが多いのですが。
一般的に小型犬の飼い主さんが愛犬に洋服を着せるのは、毛の少ない犬達の防寒。小型犬は体高が低く地面の汚れから防ぐため、おしゃれ、と実は色々な意味があります。
小型犬の場合、かわいいお洋服がたくさん販売されています。ところが、小型犬だからどんなワンちゃんにも合うかというと犬種によってはフィットしないのです。
今の流行はというと犬種毎にちゃんとジャストフィットしたお洋服を上手に選ぶ事かもしれません。
かわいいお洋服を飼い主さんは愛犬のために選び、愛犬を通しての会話の幅が増えました。
ほんとは大型犬だってかわいい服を着せたいんですけどね。あまり種類がないのが残念です。オーダーメードするしかないんでしょうかね。まあ我が家はそこまでしなくても良いのですが。
博報堂生活総合研究所が犬の衣装について調査をしています。2月の調査ですからスムースヘアの小型犬は防寒の為が一番の理由だと思います。
首都圏の飼い主さんの方が、着せる確率が高いそうです。まあ当たり前と言えばそうなんですけど。
犬の洋服の調査を改めてすることは、生活の中で犬がいかに家族として重要な地位を占めているかの証でしょうね。もっと生活レベルでの犬について様々な調査をして欲しいですね。(2009/5/17)(LIVING WITH DOGS)
犬にも衣装、散歩者の4割
ペットを家族の一員と考える人が増える中、散歩中に飼い主が服を着せていた犬が4割に上ることが、博報堂生活総合研究所の調査でわかった。
調査は2月、首都圏と阪神圏の公園など12地点で、散歩中の男女約1100人と、その犬約1230匹を対象に行った。犬は小型犬と大型犬の二つに分類した。
調査によると、飼い主が服を着せていた犬の割合は全体で42%だった。地域別にみると、首都圏(44%)が、阪神圏(38%)より高かった。
服を着せていた小型犬の割合は48%、大型犬は15%。小型犬の服の着用率を地域・男女別に見た場合、首都圏の女性(56%)が最も高く、逆に、阪神圏の男性(30%)が最も低かった。調査員の報告では、犬にジーンズやTシャツなどのおしゃれな服を着せていたケースが多く見られたという。
同研究所の昨年の調査では、犬を飼う人で、「ペットを家族の一員と思う」は87%に上り、犬の服も犬に対する思いの深さの反映とみられる。犬に服を着せる理由として、「汚れから守る」「乱れた毛並みを隠す」「人から注目を集める」などが挙がった。
調査にあたった同研究所のNA上席研究員は「人づきあいが希薄な都市部でも、犬におしゃれな服を着せることで、知らない人との会話のきっかけになることは多いようだ。犬を通して、人との交流を広げたいという欲求も見てとれる」と話している。
犬の飼い主が犬に着せる服はドッグウエアとも呼ばれる。アルクロース(東京)などの専門会社やブランドも多く登場している。(2009/5/16)(読売新聞記事より)