中国の最悪な犬事情
中国の最悪な犬事情
中国は、犬食に始まり、ペット市場での染められた子犬販売、狂犬病発症による無差別大量虐殺など、動物愛護からはほど遠い国です。
しかし、中には犬を愛し家の中で共に暮らしている人もいます。
中国は人口問題で1組の夫婦に一人っ子政策をもう長年強いていますが、今度はペットの犬が増えすぎたため、1世帯1頭の制限を行うそうです。また危険な犬の飼育を禁止するそうです。
狂犬病による大量殺処分は有無を言わさず手当たり次第、殺された例もありました。
今回の条例で危険犬種、複数飼育で違反した場合、犬達はいったいどうするんでしょうかね。猶予策とか妥協策とかはないのでしょうか。
これまでも中国の条例はどうも融通がまったくきかず、決まったら国民はただ従うのみということでしょうね。
この条例施行から街には捨てられた犬が増えているそうです。何か間違っているのではと思うのは私だけでしょうか。(2009/7/6)(LIVING WITH DOGS)
中国:犬にも一人っ子政策 増え過ぎで制限
中国広東省広州市は今月から、条例で飼い犬を1世帯当たり1匹に制限した。無登録のペット増加に頭を抱えた市当局が管理強化を狙ったとみられるが、複数の犬を飼う愛犬家からは悲鳴が上がっている。ペット店に愛犬を避難させる飼い主が急増。市民からは人口抑制政策「一人っ子政策」になぞらえ、「犬にも『一人っ子証明』が必要なのか」との不満が噴出している。
条例は大型の「危険な犬」を飼うことも禁止。違反者には、犬の没収や最高2000元(約2万8000円)の罰金が科せられる。
複数または禁止された大型犬を持つ飼い主は途方にくれる。愛犬家のサイトには「誰が我が家に踏み込んできてもうちの子(ペット犬)は絶対に守ってみせる」などの悲痛な声があふれる。地元紙によると、街には捨てられたペットと見られる野良犬が増えた。当局に処分を依頼する飼い主もいる。(2009/7/6)(毎日新聞記事より)