飛行機キャビン内に犬や猫、是か非か

飛行機キャビン内に犬や猫、是か非か

日本の航空会社は、キャビン内に犬猫を乗せることは出来ません。海外ではキャビン内に乗せられる航空会社もあります。

以前、夏場の航空機利用で、空調付の荷物室での事故がありました。

アメリカではキャビン内同乗が顕著になっているそうです。またその傾向に反対する声も強まっているとか。
ペットの毛が原因のアレルギー体質の人にとっては危険と言うことです。

確かにペットの毛が原因のアレルギー体質の人は多いと思います。
ただアレルギーの人って、色々なアレル源での症状があって、ほこりでも出る人がいます。

同じキャビン内にいても、クレートやバッグの中にペットがいれば、それほど毛が飛ぶようなことはないとは思うのですが。

以前、エールフランスを利用したときに、お客様の一人が猫さんを連れていました、もちろんキャビン内にです。飼い主さんは、バッグの中の猫を大事そうにしていました。
トイレに行って、たまに猫さんを外に出して、お水やごはんをあげたり、トイレシーツにおしっこをさせたりとしていました。
その場合、確かにトイレには猫の毛が残ってしまうこともあるかもです。

キャビン内に乗せるときのルールをしっかり作ったらどうでしょう。
ペットの使用するトイレは決まったトイレだけにする。キャビン内では毛が飛ばないようにクレートの中だけにいさせる。

アメリカで起こった機内ペット持ち込み論、いったいどのような結果になるのでしょうか。

ペットのキャビン内禁止にだけはなって欲しくないと思うのですが。(2009/7/18)(LIVING WITH DOGS)


米航空会社、ペットの機内同乗を認める傾向顕著に 反対も

米国の航空各社が、搭乗客と一緒にペットを機内に迎え入れる傾向が強くなっている。大型のイヌも座席に座らせたり、ペット専門チャーター便も登場した。一方で、アレルギーなどの観点から反対する声も高まっている。
米大手コンチネンタル航空によると、昨年1年間で運んだペットは、客室と貨物室と合わせて計27万匹で、8年前にペット向けプログラムを開始してから3倍に増えた。

米連邦航空局(FAA)は機内に乗せるペットについて、盲導犬など身体障害者補助犬などを受け入れるよう定めていることを除いて特に規制を設けておらず、判断を航空各社に委ねている。一般的には、イヌとネコは機内へ、ウサギや鳥類、トカゲ類などは貨物室へ案内されている。

しかし、貨物室で事故が起こることも多く、ペットが負傷したりすることがあるため、機内へ一緒に乗り込みたいと考える人も多い。

こういった声を受け、格安大手のミッドウエスト航空は1年前から、ペットも「搭乗客」として対応、一般客席に案内している。ペット担当のスーザン・カーウィンさんは、「2本足か4本足かという違いだけですから」と話す。

ミッドウエスト航空ではさらに、ペットにもマイレージ特典を実施しており、ペットが3回搭乗すると4回目の搭乗券が無料になる。コンチネンタルやジェットブルーでも、ペットの搭乗で飼い主のマイルがたまる。

一方、アレルギー体質の搭乗客にとっては生死に関わる場合もあり、ペットと一緒に機内では過ごしたくないというのが本音だ。

ペンシルベニア州フィラデルフィアのアン・カーンズさん(63)は、アリゾナ州フェニックスに向かう約4時間の間、ぜいぜいと息苦しい状態が治まらなかった。しかし、間もなく着陸するという時になって、自分の座っている座席の下にネコがいることを発見。「上空1万メートルで発作に襲われたら、どうすればいいわけ?」と憤っている。

こういったアレルギーを持つ搭乗客に配慮し、フロンティア航空は昨年、機内へのペット搭乗を禁止した。

また、米アレルギー・ぜん息・免疫学会はすでに、アレルギー患者への影響を考慮し、機内へのペット搭乗に懸念を抱くとする提言を議会に提出している。

一方、アレルギーを持たない人でも、ペットを敬遠したい人がいる。ある男性は、乗り合わせた飛行機で3列前にいたイヌが下痢を起こして臭いがひどかったと経験を披露。「とにかく、ペットを機内に入れなければ問題解決じゃないか」と話している。(2009/7/13)(CNN記事より)

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