獣医師が足りない

獣医師が足りない

獣医さんの仕事は、私たちの愛する犬や猫の医療だけではないことは皆さんも知っていますよね。

かつては犬や猫専門の獣医師はいませんでした。

獣医学を学ぶ大学は、牛や馬、豚など、産業動物の医療が中心でした。犬や猫は卒業してから地域の動物病院でインターンとして勉強しながら学んだんですね。また獣医になりたいという若者は、犬や猫の診療を目標にして大学をめざしても、現実は、牛や馬の病気や診療を学ばなければなりませんでした。

犬や猫が人の大切な友として認知されだしてから、犬猫を専門に見てくれる獣医さんを要望する飼い主さんが増え、各動物医療の大学でも在学中に小動物の治療も学べるようになってきました。

獣医になりたい人はいても、産業動物の獣医になりたいという人はとても少なくなっているのが現状のようです。大きな牛や馬の治療は体力勝負だそうです。だからなんでしょうかね。

だけど、牛や馬を診てくれる獣医さんが不足したら、安全な食肉が確保出来ません。

各県の保健所にいる獣医師も減っているようです。

では産業獣医師だけが不足しているのかと言うと、地域によっては小動物の診療もままならない場所もあるようです。

東京に住んでいたときは、獣医さんは飼い主の判断で選択していました。例えばホリスティックに強い獣医師、猫さんに優しい獣医師、歯の専門医。
先代のトレーシーがかかった動物病院は、今数えてみても、最後の大学病院も入れて、ざっと15軒ほどありました。東京だから動物病院も多く、飼い主のニーズに合った動物病院を選ぶことが可能だったわけです。
現在は山梨に住んでいますが、やはり数件の動物病院を使い分けていますが、選択肢は非常に少ないのが現状です。
もしも愛犬に重篤な病気が見つかったら、また東京に戻らざるを得ないと考えています。
東京や関西などの大都市圏には、動物病院も獣医師もたくさんいます。地方は偏っているのでしょうか。

毎日新聞に興味深い連載がありました。皆さん読んでみて下さい。

7月15日 安心の番人:獣医師が足りない/1 過酷な食の最前線
http://mainichi.jp/select/science/news/20090715ddm041040010000c.html
7月16日 安心の番人:獣医師が足りない/2 「食品衛生監視」現場苦闘
http://mainichi.jp/select/science/news/20090716ddm012040005000c.html
7月17日 安心の番人:獣医師が足りない/3 インフルエンザ最前線
http://mainichi.jp/select/science/news/20090717ddm012040006000c.html
7月18日 安心の番人:獣医師が足りない/4 少ない公務員志望
http://mainichi.jp/select/science/news/20090718ddm012040038000c.html
7月19日 安心の番人:獣医師が足りない/5止 人気のペット診療
http://mainichi.jp/select/science/news/20090719ddm041040039000c.html

動物大好きな若い人たちに、是非獣医さんになってもらいたいですね。人の食物の安全を守るためには、産業動物の診療も大切な仕事なんですね。

もちろん、犬や猫たちへの最先端治療を勉強する意欲的な獣医師も増えて欲しいですけど。(2009/7/25)(LIVING WITH DOGS)

サブコンテンツ

カテゴリー

このページの先頭へ