「犬と猫と人間と」ドキュメンタリー映画

「犬と猫と人間と」ドキュメンタリー映画

ペットショップで生体販売をもう止めないと!

こんなに不景気で、保健所に持ち込まれる犬や猫が多いのに町のペットショップや大型ショッピングセンターでは子犬の販売を続けています。
犬は多すぎてあふれているのに、なぜ増やし続けるのでしょうか?売れ残った子犬の行き先を考えたことがあるでしょうか?
LIVING WITH DOGSにいらっしゃって下さる方々は、もちろん売れ残った犬の最後を知っています。
しかし、普通の人は、犬を飼いたいと思っている人は、知らないんですね。知ろうとしていないのかも知れません。
だけど真実を知らなければなりません。
ペットショップにいるかわいい子犬がどこから来たか、そしてもしも売れなかったらどうなってしまうか。

「犬と猫と人間と」ドキュメンタリー映画が出来ました。(2009/9/14)(LIVING WITH DOGS)

「犬と猫と人間と」


ドキュメンタリー映画「犬と猫と人間と」 飯田基晴監督に聞く

■足長おばあちゃんに頼まれて

 「あなたに映画を撮ってほしいの。製作費はこちらで用意します」

 デビュー作を見に来た観客から、突然こんな申し出を受けた。初対面のおばあちゃん。「捨て猫を長年世話してきたけれど、もう限界。動物愛護について、誰でもわかる映画を作ってほしい」と言う。

 夢のような話だった。デビュー作「あしがらさん」はホームレスのドキュメンタリーだし、自身も特に動物好きではない。だがおばあちゃんは真剣だった。愛護団体に寄付するより映画で広く伝えたい、家族も了解済みだという。「でも、なぜ僕に?」。戸惑う監督にぴしゃり、「私は人を見る目はある方なのよ」。

 手探りの取材が始まった。関連書籍を読みあさり、施設や愛護団体に通った。毎年30万頭以上の犬猫が殺処分される一方で、動物とのふれあいを売り物にするビジネスは急成長。動物に癒やしを求め、いらなくなったら放棄する。動物の問題は人間社会の問題だと気がついた。

 「保護施設の関係者が、すぐそばの老犬に目もくれず、若い犬の譲渡先を相談する光景に『あしがらさん』のホームレスの姿が重なった。救いたくても救えない。だから目を合わせられない。前作と共通する命の問題がここにもあると気づいた」

 130時間の記録を、悩みに悩んで削った118分の「犬と猫と人間と」は、来月10日から東京・渋谷のユーロスペースで公開。おばあちゃんとの出会いから5年半、約束を果たせる日がやっと来る。(2009/9/14)(asahi.com記事より)

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