放置糞に過料、市川市の試み
放置糞に過料、市川市の試み
千葉県市川市は犬のふんの放置に対して2千円を過料するという記事がありました。
放置糞をする人は、昼間の誰もが見ている場所では放置せず、その場は一応拾っています。人が見ていない夜間や寂しい場所で散歩する飼い主が愛犬の糞を拾わないのです。
じゃあ、どうやって誰が放置したかを見定めるんでしょうかね。糞に名前なんかついていないし。結局、過料すると決定しても、実際には該当者を特定出来ず、一人も支払い対象にならないという事でしょうかね。
ただ、この町は放置糞をしないという宣言をするだけでは効果がないから過料することに決めたのでしょうか。
確かに吸い殻の「ポイ捨て」に過料は効果があるとは思うのですが。それとも町中に監視カメラを装備して誰が放置したか徹底的に捜査するのでしょうか?まあそんなことはあり得ませんよね。
それにしても一歩踏み出した市川市の試みです。成果が出ることを期待しましょう。(2009/9/23)(LIVING WITH DOGS)
犬のふん放置に過料2千円 千葉・市川市のマナー条例
千葉県市川市議会は11日、過料を科す対象に犬のふんの放置などを追加した改正市民マナー条例を可決した。施行は来年4月。
現行条例は、市内の乗降客数の多い駅周辺での路上喫煙と吸い殻の「ポイ捨て」に限って過料を科している。
改正条例は、対象地域をJRや東京メトロなど市内の鉄道全16駅周辺に拡大。駅の周辺地域を「路上禁煙・美化推進地区」に指定し、地区内の路上での喫煙、吸い殻や空き缶などのポイ捨て、犬のふんの放置をした場合に2千円の過料を科す。また市内全域の公園や道路など公共の場所での歩きたばこも禁止する。
市川市は「市民の健康と、きれいなまちづくりのため」としている。(2009/9/11)(共同通信記事より)