爆発物探知犬

爆発物探知犬

かつて戦地に赴いた犬がいましたが、そして悲惨な最期を終えた犬達はたくさんいました。今日のニュースに現代でも戦地で働く犬がいることを知り愕然としています。

アフガニスタンはタリバン政権が倒れても未だに紛争が絶えません。そこで爆発物を探知する使役犬である「サビ」が仕事をしていたそうです。奇襲にあって行方不明になっていました。なんと1年2ヶ月後に帰還したそうです。
1年2ヶ月もの間、様々な人たちから食事を分けてもらいながら生きながらえたのでしょう。

オーストラリアでは犬の嗅覚を利用した様々な探知犬が育成されていますが、9.15以降、空港や重要地区での爆発物を探知する犬の仕事は増えて行くばかりです。

まさか戦乱のつづくアフガニスタンにまで探知犬が行っているとは。サビはもう10歳だそうです。検疫に合格したら本国に帰れるそうです。国に戻って幸せに暮らせると良いね。(2009/11/12)(LIVING WITH DOGS)


戦闘中不明の豪軍探知犬見つかる=1年2カ月ぶり再会−アフガン

アフガニスタンで従軍中、反政府武装勢力タリバンの奇襲を受けて行方不明になっていたオーストラリア軍特殊部隊の爆発物探知犬サビが約1年2カ月ぶりに無事見つかり、部隊のトレーナーと喜びの再会を果たした。トレーナーは「戻ってくるなんて信じられない」と話している。

豪国防省によると、サビはラブラドール・レトリバーのメスの10歳。昨年9月、所属部隊が移動中にタリバンの待ち伏せ攻撃に遭い、サビが乗っていた車付近でロケット弾がさく裂、サビは車から飛び出した。サビは撤退する部隊をしばらく追いかけていたが、はぐれてしまい、行方が分からなくなった。この戦闘で、サビと爆発物の探知でコンビを組んでいた兵士を含め、豪軍の9人が負傷した。

その後、捜索が続けられたが、サビは見つからなかった。しかし、最近になって事情を知っていた別の基地の米軍兵士がサビを見つけて保護、豪軍の元へ届けた。
サビは帰国のための検疫を通過すれば、引退することになるという。 
1年2カ月ぶりに帰還した豪軍特殊部隊の爆発物探知犬「サビ」。ラブラドール・レトリバーのメスの10歳。アフガニスタンで従軍中、反政府武装勢力タリバンの奇襲を受けて行方不明になっていた。(2009/11/12)(時事通信)

サブコンテンツ

カテゴリー

このページの先頭へ