最悪なパピーミル
最悪なパピーミル
悪徳繁殖業者の存在は近頃はTVのニュースで語られるようになり、ちょっと進歩したかもと思っています。
兵庫県で、未許可の繁殖業者の話題がTVで取り上げられました。蓄犬登録せず、ワクチン未接種の繁殖者です。
売れ残った犬や、産めなくなった雌犬を保健所に持ち込み殺処分を10年間続けていたようです。尼崎の殺処分数の90%がこの繁殖者の出した犬だそうです。
また、日テレのニュースでは尼崎の保健所の指導で殺処分していたというような繁殖者の言い分でした。
まさしく動物虐待そのものなんですが、これまではこのような話は、表に出ずに行政も仕方なく殺処分していました。
しかし、各地域の行政も殺処分数を減らしたいという意向があり、その中で尼崎市としては、業者からの持ち込みを公表することで、民意を問いたいと言うことなんでしょうかね。
だけど、子犬の販売が流通として成り立っている限り、生体展示販売を規制しない限り、このような繁殖業者は営業し続けます。
そして罰則はというと多頭飼育のための狂犬病予防法に違反するとだけなんですね。まずは動物虐待での罰則をするべきですよね。
このような業者を商売が出来なくなるような仕組みを作らなければなりません。
近頃の、動物愛護の運動や、政権が民主党に変わったことで、動物愛護に少しでも進歩するのではという期待感もあります。民主党政権頑張って欲しいです。(2009/12/10)(LIVING WITH DOGS)
兵庫・尼崎市のブリーダー、登録やワクチンの接種をせずにおよそ200匹の犬を飼育
兵庫・尼崎市のブリーダーが、登録やワクチンの接種をせずに、およそ200匹の犬を飼育していることがわかった。
問題となっているブリーダーは、尼崎市高田町にある5階建てのビルにおよそ200匹の犬を飼育しているが、登録やワクチンの接種をしていない。
また、このブリーダーは5年ほど前から、繁殖できなくなった犬の殺処分を市に依頼していて、多い年では、年間100匹ほど持ち込んでいたという。
市では年に数回、立ち入り指導を行ったとしているが、予防注射接種の指導には応じない状態が続いていた。
近所の人は「鳴き声がすごい。迷惑してますよ。やかましい」と話した。
市では、今後も予防注射の接種に応じない場合は、刑事告発も行うことも検討している。(2009/12/10)(フジテレビニュースより)