近頃のTV局の報道や番組について

近頃のTV局の報道や番組について

以前のTVで扱われる犬や猫のニュースや番組は、かわいいペットの紹介や、動物愛護週間のイベント開催とか、たまにちょっと内容のある特集?とかあったりもしましたが突っ込み不足でかえって不愉快になるようなものばかりでした。日本のメディアの取材者って動物愛護についてあまり興味がないのかあまりにも安易な内容ばかりでがっかりだったんですね。

その不愉快度が今は随分減ってきています。

先日の何気ない夕方のニュースで、フジテレビがまず、200頭のパピーミルの報道を流しました。そして、日テレでも夕方のニュースで同じパピーミルが報道されました。
22時からのテレビ朝日「報道ステーション」では、熊本市の殺処分を減らした保健所の取材と殺処分を減らすための対策を紹介していました。その後、日テレ「ZERO」でパピーミルのニュースをより取材を交えて映像も増えていました。

近頃のTV局は、本当に犬猫が好きな、現実を知っている人が取材をしていると思います。喜ばしいですね。

公共性の強いメディアは、社会的に責任があります。
だからこそ安易な飼い主を増やすような動物のお気楽番組はもう止めて欲しいですね。

フジテレビの「ムツゴロウと愉快な仲間達」毎週楽しみに見ていた人たちがたくさんいましたよね。この番組がお気楽飼い主を増やすきっかけになった動物物番組のさきがけでしたね。

TBSの「どうぶつ奇想天外」が15年もつづいて終わりました。リタイヤ盲導犬の取材などは有り難く、また自然動物の取材など良い内容もありましたが、かわいい動物、ペット大好きお気楽内容もありました。

日テレの「天才!志村どうぶつえん」では、どんな動物でも一緒に暮らしちゃうというあきれるコーナーがあったりです。生まれたてのかわいい動物の赤ちゃんの映像とか?この番組を見て、こんな動物を飼ってみたいなんて馬鹿な飼い主が増えてしまうのではとがっかりですよね。ちょっと時代に合っていない、昔の乗りの番組ですね。もう少し社会性のある番組にしたらどうでしょうかね。

しかし、昔から考えれば随分進化したなあと思うのです。

「近頃のTV局、良いぞ〜!もっともっと頑張って下さいね。」

それと、おそらく改正される動物愛護法がもっともっと実態に合った法律になって欲しいのですが、各TV局が後押しをしてくれればより良い法律になるかもですね。

まだまだ不要動物として保健所に持ち込まれる犬や猫たち、殺されるために生まれる子犬や子猫たち。その実態をどんどんTVで伝えて下さい。(2009/12/12)(LIVING WITH DOGS)

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